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猫とシェアする、自家製ツナのオイル漬け。

こんばんは、ヤマネコです。

二ヶ月に一度くらいのペースで、マグロのコンフィ(ツナのオイル漬け)をつくっています。

今の私は自分で肉や魚を扱う機会があまりないのですが(中食や差し入れに助けられています)、これだけは「猫とシェアできる食品」としてずっとつくり続けています。

 

※今回「撮影日が異なる数回分の調理中写真」が混在しています。

 

基本の材料は二つ。

  • まぐろ(柵や切り落としなど・刺身用か加熱用かは不問):好きな分量
  • オリーブオイル:まぐろが浸る量(他のオイルでもよいのですが、猫の害にならないものを選びます)

人間用として調理する場合は、塩やニンニク、ハーブ(ローリエ・バジル・ローズマリー・コリアンダー・セージなどがあれば適量)も用意しておくと完成度がアップ。私は猫とシェアすることを前提にするので、スパイスなどを使うのは大抵後回しです。

 

そのまま猫とシェアできるオイル煮

まずは鍋底に直接まぐろをのせます。

細かい切り落としの場合は、できるだけ重なりが少なるよう広げながら。

水分はできるだけ切りたいので、直前に一枚ずつキッチンペーパーなどで拭きました。

後述しますが、人間用のコンフィをつくる場合、まずは「まぐろに塩を振って小一時間おき、出てきた水分を切る」という工程があるところを、猫用ではできるだけ加塩につながることを避けたいので取り入れていません。

鍋底にまぐろを並べたら、上からオリーブオイルを注ぎます。

浸るくらいに注いだら、まぐろの下にもオイルが入りこむよう軽く鍋を揺すります。

あとは蓋をして10~15分、弱火で蒸し煮。このくらい小さい切り落としなら10分で不足なしかなと。

鍋のまま冷ますことで余熱でも少し火が入るため、加熱時間は短めです。心配な場合は大きめのかたまりを割って中を確認。中央までほんのりでも火が通っていれば(色が変わっていれば)余熱に任せます。

冷めたら、オイルごと密閉容器へ移してできあがり。

その日のうちに食べるぶんは、オイルを切っておきました。

 

人間用のツナコンフィ

私はあまり気にならないのですが、通常は臭み抜きなどの目的で「塩をまぶして小一時間おく(それから拭く)」という工程があります。

それにも何度か挑戦してみましたが、その際は必ず事前に「猫用」と「人用」を分けておき、「人用」にだけ塩を振りました。

あとの工程は前述したものとほぼ同じ。ただ塩を振って水けを切った人用まぐろのほうは、蒸し煮を始める前にハーブなどを加えてから加熱します。

このほうが風味よく仕上がりました。

この日、同時に試してみたのが猫用まぐろのほうを「水煮」にすること。

このほうが肥満組の猫たちには食べさせやすそう。

あくまで水煮なので日持ちするわけではなく「コンフィ」とは呼べませんが、人用と猫用を別々に調理するならこのほうが扱いは楽かもしれません。

できるだけ空気にふれないようラップでぴったり包んで冷凍保存し、後日おやつやトッピングとして使いました。

 

いずれの場合も、オイル煮に使ったあとの鍋は洗わず、野菜を炒めるのに使ったり、スープなどの仕込みをします。

この日はちょうどノンオイルの玉ねぎペーストを大量生産したあとだったので、どちらもうまく活用できたかなと。洗い物も少し楽になりました。

 

今回、一部の写真は一年半ほど前に撮影したものを掲載しています。

当時、闘病中で食欲が落ち、毎日何時間もぐったりと寝そべったままだった愛息が、この調理中にそわそわと「食べたい」をアピールしてくれていました。

お刺身をあげる選択肢もあったけれど、体調の悪い子への生魚はリスク(獣医さんからのアドバイス)もありました。私のエゴかもしれないけれど、「してあげられること」と「喜んでもらえること」が一致するときは本当にうれしかった。

 

こういう「猫といっしょに楽しめるレシピ」を、少しずつ増やしておきたい。

常々そう考えながらキッチンに立っています。

 

そして現在のわが家。

最近、バケツを寝室におくようになりました。

というか、リビングから寝室につれて行く猫がこの中にはまっていることが増えたので、バケツのまま寝室に運び入れてしまうんです。

見る限り、サイズ的にアウトだと思うのだけれど……

このハマり具合、癖になっているのでしょうか。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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