こんばんは、ヤマネコです。
今年も心待ちにしていた湘南ゴールドの季節がやってきました。
昨年同様コンフィをつくるつもりで、まずは1kg。傷が多いものだけより分けて(生のまま私のおやつ用に)、それ以外を洗って、スライスして、水と砂糖で煮詰めていきます。
八朔など、他の柑橘類を扱うときは、煮詰め始める前に「苦み抜き」の作業を取り入れますが、昨年の経験から湘南ゴールドには必要ないかなと。もとより、オレンジコンフィ系は多少の苦みを残すほうが好きなので、そんな判断をしています。
それから昨年は「ゆずサイズ」で「手で皮がむけるやわらかさ」の果実でしたが、今年のものは大きめで硬く、手ではむけませんでした。でも今のところシロップにも強い苦みは感じません。
さて、コンフィをつくるときに本領発揮するのが、落としぶた。
気づけば十年以上も愛用しているのが、「ぶたの落としぶた」です。正確には「こぶた」のほう(サイズ違いがあります)。
買った当時は、たぶん自炊を始めてすらいなかった頃。一通りの道具をそろえてから「いざ調理!」という心持ちだったのですが、ほとんどを使いこなせないまま手放しました。思えば残念な買い物をたくさんしてしまったなと反省しきりですが、反対に「今も残っているもの」にはひときわ愛着があります。
この落としぶたも、その一つ。
当時、なぜかシリコン製品にとかく興味がありまして、落としぶたにもそれを求めました。今だったら昔ながらの木製の品と少し迷うけれど、あの頃はお手入れが楽そうなシリコン製、というだけで飛びついた記憶があります。
結果的に十年以上も手元に残しているのだから、色々失敗も重ねた中で「落としぶた選び」には成功していたのかもしれません。
シリコン製なので、洗いやすい。
しかも一体型なので乾かしやすく、かびにくい。
木製品のように色やニオイが染みこむ心配がない。
お手入れしやすい点を気に入っているのですが、実際の使い心地もいいのです。
まずは、なごむ(??)。調理中にも見た目を楽しんでいます。
ただ軽いぶん、食材がどうしても浮いてきてしまうので……
頭を押すと沈んでいきます。
それでも浮いてきてしまう場合は、もう一工夫することも。
ひもや棒を渡して、頭を押さえつけておきます。なんとなく、こぶたを拷問しているかのようで罪悪感も覚えるのですが、木製蓋と同じく「水面より上に出っ張っている部分がある」というのは、落としぶたとしてとても便利でした。
そして落としぶたを外すときは、耳の部分をつまみます。
が、もう一つ方法が。
鼻の穴(実際には両穴)に箸をつっこんで持ちあげる、公式の方法です。
一時かん違いしていたのですが、この穴は貫通していました(裏にも穴あり)。とくに使い勝手への影響はないと思います。
白い(クリーム色っぽい)シリコンだと使用後の着色が気になることもあるものの、タオルなどを漂白する際いっしょにリセットしています。それ以外のお手入れのしやすさは前述どおり。使い勝手にも大満足。
あとはプラスチックも含めた他の素材のように「落として割れる」、逆に「床に傷がつく」という心配もないので、これまで散々うっかり者エピソード(これのその後など)を披露してきた私にとっては安心のアイテムでした。
ただ買ったのが十年前。当時の鍋サイズにあわせて「こぶた」のほうを選んだため、今では大きいほうがあればいいなと思うことも。
いつもなんとか事足りてしまうので、今すぐ買いなおす予定はないけれど、いずれ買い足しは検討したいなと思うほどの愛用品です。
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本日の猫。
今日のおやつは、湘南ゴールドといちご。「おいCベリー」という品種でした。名前を見たときちょっと笑ってしまったけれど、甘くてとてもおいしかったです。
これを、いちご大好きな子猫と山分け。というよりは、おすそ分け(細切れにすると食べやすく、量が増えたようにも見える?)。
ぺろりと平らげた子猫のお皿を片づけて、それから私はキッチンで立ち食いしました。はしたなくてごめんなさい。
ふと下を見下ろすと……
いや、あのね、これはね、私の分でね……あのですね、
いちごは少量なら猫が食べても問題ない(ビタミンCも摂れますし)とされていますが、含まれるキシリトールが有害という情報もあり、これ以上差し上げることは難しく、ご諒恕たまわりたい。
ごめんね。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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