こんばんは、ヤマネコです。
数ヶ月前から、バスタイムにスマホを持ちこむようになりました。
もはや長年のスマホユーザーにとっては当たり前のことかもしれませんが、私にとっては大きな変化です。
私がスマホを持ち始めて、一年と少し経ちました。あまり悩まずに選んだ初スマホは「防水仕様」です。
それでも私がうっかり者であることは、昔からまったく変わりません。どんなに気をつけていても、端末が屈強な仕様であったとしても、ポチャンと水の中に落としてしまうことが怖くて、特別な事情でもない限りはお風呂に持ちこむなど考えられませんでした。
それが少しずつ変化したのも、新入り子猫がきっかけ。
同居してすぐの頃、あまりにくっついて歩いてくれるのがうれしくて、試しに誘ったお風呂にもスキップ気味の足取りで同行した子猫です。
そうはいっても、猫。稀に水浴びなどを好む子はいますが、どちらかといえば水けを毛嫌いする反応のほうが一般的。ほんの少し濡れるくらいなら平然としている子がいたとしても、「水びたしになって喜ぶ猫」は少数派だと思います。
この子猫だって「お風呂が濡れる場所」だと認識したら、もう入ってきてくれなくなるだろうなあと、できるだけ水しぶきを飛ばさないようシャワーを浴びていた初日。
弧を描く流水にとびかかった子猫がびしょぬれになってもお構いなしではしゃぐのを見て、まさかの「少数派」であることを知りました。
冬という季節柄、風邪をひかせるのではと心配もしたし、その後も色々とありましたが、子猫とのバスタイムは続いています。
そして私は、スマホをお風呂に持ちこむようになりました。
それは湯浴びや湯気浴び(?)にいそしむ子猫の写真を撮りたかったから。
バスタブの蓋の上でごろごろする子猫は、湯に浸かる私にとっては「目線」の高さにいるんです。いつも以上に観察できるその様子も写真にも収めてみたかった。
それから万が一のときの検索・連絡ツールにも。
それこそお風呂に落ちたときなど、直後にどう対応したらいいのか調べたり(ぼんやり知っていることでも確認したり)、水びたしになった猫をとりあえず先に出してあたためてもらおうと、別室でくつろぐ家族を呼び出したり。
実のところ、ブログ写真も含めてふだんは完全にコンデジ派。スマホのカメラ自体をあまり多用しないのですが、使ってみればたしかに便利でした。この時期になってようやく、平成の一般常識を理解できた気がします。
スマホがあれば音楽も聴けるなあと思ったのですが、蓋の上に寝そべる猫が喉をごろごろと鳴らしてくれると、バスルームやバスタブ内に反響して最高のヒーリングになると気づき、他の音を持ちこむのはやめました。
きっと他にも用途は色々あるのだろうけれど、私にとってのお風呂でのスマホは「カメラ」の代用。あまりアップできないけれど、時々動画も撮っています。
いずれにしても今更ながら、以前は懐疑的だった「防水」という仕様へ望みを託すことに。
そして日に日に変化していく子猫の成長記録として、その奇怪な行動の実録として、お風呂でも余すところなく画像・映像をストックし続けています。
そうしてストックされた画像を、毎日のブログで使わせてもらっています。
本日、彼が戦っているお相手は私のびわこふきん(びわこα)。
さっきまでその上で気持ちよさそうに寝てたのに、突如としての裏切り。
びわこ戦をひとしきり楽しんだあとは、浴槽の蓋を撤去し、湯を抜き、さいごに掃除。そこまでつきあってくれた子猫は、バスタブの底で余熱を堪能するのが日課です。
おかげで簡単にすませていたバスタブ内の拭き取りを、以前よりもしっかり行うようになりました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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