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手前味噌をカビさせない、ひと手間。

こんばんは、ヤマネコです。

旬の食材さくらんぼを堪能し始めるのと前後して、遅まきながらぬか漬けを再開しました。

ぬか床は昨年手仕込みしたもので、近年推奨されている冷凍保存はせずに冷暗所で越冬させました。

本当は春のうちに再開したかったぬか床ですが、今年は一人暮らし猫のことがあってだいぶ遅れてしまいました。

そうこうしている間に気温が上がり、すっかり夏の空気。ますますカビや過発酵を心配しながら開封しましたが、捨て漬けも無事に終わった今、問題なかったと感じています。

夏野菜をたくさんいただける季節でもあり、ぬか漬け満喫中です。

 

そんなぬか床再開とあわせてもう一つ挑戦したのが、大寒に仕込んだ味噌の確認。

昨年の味噌は表面をカビさせてしまったので、今年も気になっていたのです。

 

というわけで、いざ!と開けてみたのですが、実は興奮のあまり写真を撮り忘れてしまいました…ごめんなさい。というのも、予想に反して(?)とてもきれいな味噌に仕上がっていたから。

もともと多少のカビは致し方ない。
だからこそ、この季節に表面のカビを取り除いておこう。

という気持ちで意を決して開けたのですが、何の問題もない味噌でした。

 

想定外の「よい状態」に仕上がっていた理由には、心当たりがあります。

それは、味噌の表面に「和紙」を敷いたこと。

もともと和紙を使うのがいいとは聞いていたのですが、実際にはそれを使わないレシピも多々あって、あえて買うほどではないのかなと思っていました。たかが紙一枚じゃないかと。

ただ、家にあるものを使えるなら別。

私が使った和紙は、お抹茶に添えるお菓子の受け皿として用いる「お懐紙」なんです。

 

私はお懐紙を日常づかいしています。和菓子に限らずケーキなどにあわせることもありますし、外出の際には持って出かけることも多いです。

そんなお懐紙の素材は、和紙。色柄ものを使うのはもったいないけれど、白懐紙(お手頃でインクがにじみ出る心配もない)を応用させるならいいかなと試してみたのでした。

結果、途中経過とはいえ「カビ知らずの味噌」に仕上がりつつあります。

 

ほどよい厚みの和紙は、適度に水分を吸いながら味噌に密着し、密閉状態ができあがるのかなと。私は更にラップを重ねましたが、吸水した和紙のほうがすき間はできにくくなり、保湿をしつつ防カビも兼ね、理想的な保存状態につながるように感じました。

なお懐紙は食品をのせることを前提とした紙ですが、味噌に使う場合は印刷のないシンプルなものを選ぼうと思っています。ただ味噌仕込みに推奨されている和紙などもあるようなので、利点を実感した今ならそういうものを取り入れてもいいのかなと思えるようになりました。

 

味噌仕込みのコツは色々あって、和紙を使うことも昔から受け継がれてきた方法だと思うのですが、正直なところ、私は軽んじていたことを反省中。

これからの味噌仕込みにも和紙は欠かさず取り入れていこうと思います。

 

本日の猫。

どーん。

よくも見ましたね…気を抜いていたオフの姿。
(世間様にはかわいい姿しか見せたくない、アイドル精神)

雨のおかげかちょっと涼しい、ホッとする一日でした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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