こんばんは、ヤマネコです。
昨年に引き続き、今年も花びら餅を手づくりしてみました。
茶道の初釜で使われることの多い、花びら餅。
円形にくりぬいた求肥は、端っこがギザギザ。
中に詰めたあんこはキレイに包めておらず、はみ出し気味。
そのあんこには「白味噌」を使うはずが、私の手前味噌は完全に赤。
内側に包んだピンクの求肥は、今年も厚すぎる表生地のせいで透けて見えず。
あげ始めると反省点が尽きませんが、それでも手づくりする楽しさはプライスレス。そんな気持ちで、今年も自宅初釜気分を味わおうと花びら餅をつくりました。
ちなみに昨年2月に仕込んだはずの白味噌は、すっかり赤くなってしまいまして、裏ごしした白花豆のあんとあわせても…
かなり濃い色で辛めの味噌あんになってしまいました。
それでも、意外とおいしい。
今年も自分に甘い評価で満足しています。
そんな花びら餅ですが、写真を撮るときにちょっと困りました。わが家の食器は大半が白いもので、花びら餅のように白っぽいお菓子は背景(皿)と同化してしまうんです。
こんなときは、昨年手放した木製プレートや、濃い色の食器がほしいなと思います。といっても急を要するものではないし、今回の撮影に間に合わせるのも難しい。
色のあるお懐紙を使うことも考えたのですが、代わりにしたのがこちら。
以前、家具の購入を検討していた際にいただいた「板見本」です。
食器ではないので衛生面での評価はできませんが、自分用なのであまり気にしなくてもいいかなと。軽く水で洗ってからアルコールを吹きつけて、そこにお菓子をのせました。
せっかくなのでお抹茶も点てて、ひとり茶席を楽しみました。
完成時は不在だった家族の分は、こちらに。
お正月には御節を詰めていた重箱です。三が日で空になり、洗って収納しなおしたのですが、思いのほか早く出番が回ってきました。
漆器や木製の重箱にもあこがれますが、つくり手(私)が修行中である現時点、うちの三段重はプラスチック製。お手入れ簡単で扱いやすい分、こうしてつくったお菓子などの保存にたびたび登場しています。
タッパーなどでもいいのだけれど、わが家では希少な「内側が黒い(濃い色)」というのもこうして役に立つので重宝しています。
今年は木製(アカシア)プレートをもう一度手に入れてもいいかなと思うのですが、今のところ「数」の点ではなんとか不足なく暮らせています。あとは贅沢ながら、「色」や「デザイン」の問題。
今はもう少しだけ、足りない中での工夫を楽しんでみようと思っています。
「ちょっと足りない」を楽しむテーマ。
本日の猫。
こんなものにまったく興味はありません。
でもニオイだけなら、かいでやらんでもない。
(このあと鼻に白い粉がつきます)
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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