こんばんは、ヤマネコです。
先日の梅干し仕込みに続いて、シロップもつくってみることにしました。
私にとって、梅しごとをする年に欠かさずつくるのは梅干し。それ以外は余裕があればちょこちょこと手をつける流れで、シロップ仕込みもだいぶ久しぶりとなりました。
たまたまいつもの産直市場でお手頃な南高梅を見つけ、梅干しも仕込み終えたことだしシロップもと思い立ちました。
梅干し用に選ぶのは表面がきれいで大粒のもので、500円/kg前後。
今回の、ちょっと小粒で傷のある梅は、350円/kg。
変色しているように見える部分もさわった感触は硬く、どうやら傷んでいるわけではなさそう。先日の梅干し仕込みのときの果実よりも傷は多いけれど、シロップなら問題なさそうです。
というわけで、シロップづくりもスタート。昨日のことです。
久しぶりなので白ごはんドットコムさんの手順を参考にさせていただきました。
一つだけ大きく異なるのは、一般的な氷砂糖ではなく、グラニュー糖(てんさい糖)を使ったこと。
梅の売り場の隣に氷砂糖の販売もあったので悩んだのですが、以前もグラニュー糖で仕込んだ梅シロップがそれなりにうまくできた経験があり、今年も常備している砂糖を活用することにしました。
- 過去記事:梅シロップは、いつものお砂糖で。
味などにも違いがあるだろうとは思うのですが、それよりもグラニュー糖を使うデメリットは砂糖が沈殿しやすいこと。
以下は2019年に仕込んだときの写真です。
だいぶ水分が出てきた段階で、果実が浮いて、砂糖が沈む。瓶を逆さまにしてしばらく置いても変わらないほど、押し固まったかのような状態でした。
今年はその点も念頭におきながら色々と試してみようと思います。
グラニュー糖を使う場合の体感できる注意点はそれくらい。あとは通常の作業と大差ありません。
用意した梅は1kg。瓶は3~4Lのものが適当とのことでしたが、大瓶に空きがなかったので400gと600gに分けて漬けることにしました。
梅干しのときは梅と塩でしたが、シロップは梅と砂糖。その二つが層になるよう重ねていくだけ。
グラニュー糖のデメリットを前述しましたが、この梅のへたを取り除いたところに砂糖が入りこむのはメリットといえるかもしれません。浸透圧で出てくる水分が即座に細かいグラニュー糖に吸収されるので、かびが発生しにくくなるかもしれないなと。
それから果実との間にすきまができずに詰めこめるおかげで、氷砂糖を使うときよりもやや小さめの瓶でも収めることができます。
とはいえ乾燥を好むかびもあるそう。また梅や砂糖の間に空間ができないことはマイナス要因になることもあるかもしれません。
私の個人的な経験則では、この方法で実際にかびが生えたり(お酢やお酒などを加えずに)発酵したりすることもなかったため、今回もこのまま様子を見ていくつもりです。
他のレシピサイトもざっと確認したのですが、白ごはんドットコムさんのものが一番シンプルでした。
- あく抜きの手順がない。
- 串打ち(果実に穴を開ける)の手順がない。
私は前回もこの二つの工程を省いたような気がします。
あく抜きに関しては使う実にもより、収穫して間もない、本当に硬い青梅だったら必要かもしれません。私は購入した翌日に仕込んだので必要ないかなと。
また串打ちしなくても水分が出てくることは経験ずみ。
実際に、午前中に仕込み、その日の夜にはじんわり水分が出てきていました。
これは更にその翌日。底に到達するほど水分が出ていることがわかります。
まだ仕込みから二日目ではあるのですが、今年も問題なさそうかなと。あとは沈殿するグラニュー糖と戦いながら完成にこぎつけたいと思います。
始めてみれば、想像よりはだいぶハードルの低かった梅しごと。今年も楽しく進めることができています。
今のところ新たに梅の仕込みを追加する予定はありません。シロップの解禁まで毎日忘れないように振るのと、梅雨明け後に白梅干しを天日にさらす作業が残っているだけ。
ただ例年より少し早めのスタートだったので、今後また良さそうな梅と出会えたらご報告させてください。
本日の猫。
寝てるのかな……とそーっと近づくと、しっかり開眼。どきっとするのが日常茶飯事です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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