こんばんは、ヤマネコです。
友人から「梅酒のレシピを教えてほしい」と連絡がありました。
私の現状は先日お伝えしたときのまま、何も変化がありません。うらやましいなと思いつつも、友人が挑戦するという「初の梅しごと」に少しでも貢献できれば! と思って、つい長々とした説明文を送ってしまいました。
問題なくできますように……。
私自身の初めての梅しごとといえば、
……本来それは思い出深いはずのものだけれど、実は慌てふためきながら必死に進めていたのであまり記憶にありません。ブログ用にメモをとっていなかったらまったく覚えていなかったかも。ずっとやってみたかったことにとうとう挑戦できた! という達成感だけは今でもまざまざと思い出せるのですが、具体的なことはさっぱり。
だからこそといえるのか、他人事ながら「初めての挑戦をする」と聞くとわくわくしてしまいます。
(この写真も昨年の梅です)
しかもその梅しごとの「きっかけ」がすてきなんです。その友人は出産を控えておりまして、現在お酒は飲めません。でも、これから生まれてくるお子さんが二十歳になったら解禁したい、という理由で梅酒を仕込むのだそう。
お母さんが仕込んだ、お子さんと同い年(前後)の梅酒。すてきじゃない! と。
実はこの発想、別の友人が数年前に取り入れておりまして、私の周りの妊婦さんたちがこぞって「梅しごとデビュー」をするきっかけに選ぶ、ひそやかなブームになっています。
ただ、たとえアルコール漬けだとしても自家製梅酒が二十年後に飲める状態を保てているか? という心配もあります。便宜上は問題ないはずですが「初めて仕込む」というのがあだになるんじゃないか、など不安の声も多々。たしかに。いざ解禁したときに腐っていたということでは悲しいので、そうなってしまった場合に備えて、お子さんが高校生くらいに成長されたタイミングで再度仕込むのはどうか? と提案しておきました。
仮に二十歳に飲む梅酒の仕込みが生まれた年でなかったとしても、「自分の親が仕込んだ梅酒でお子さんの二十歳をお祝いする」という考え方自体が、私が子どもの立場だったらうれしいだろうなあと思うんです。もちろんお子さんの誕生年をきっかけに、毎年、ないし数年おきに仕込んでおけば、更にリスクが分散されて安心かもしれません。
子どもに飲酒を推奨するわけではないし、二十年すごすうちに何が起こるかわからないけれど、私の周りではすっかり願掛け(梅酒を仕込むと元気に生まれる、みたいな?)のようにもなっている感があります。梅酒は時期的に無理だったから、みかん酒にした! といった話も見聞きし始め、だいぶ自由な変化を遂げている様子。
でもみんなとても楽しそうだし、幸せそうなのがいいなあと。そして自分の中で「始めるタイミング」に意味を持たせる、そんな発想もすてきだなと思いました。
……そう、本当に思いつつ、私はこれからも「やりたいときが始めどき!」がまんできずに猪突猛進してしまう気がしています。
本日の猫。
いつも兄猫に突進していく弟猫(左)ですが、静かに並んでいるのを見るとかわいさが増大する気がします(今日も親ばかフィルター全開)。でもすぐに動いてしまったので、顔が見切れた写真しか撮れませんでした。
ぼくは独りでもかわいいから、とでも言いたげな視線を感じます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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