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2017秋*梅干し解禁と、自家製ゆかり。

こんばんは、ヤマネコです。

先日の手前味噌に次いで、梅干しを解禁しました。

梅雨の最中に始めた梅しごと。

  • 6月:梅を漬ける(青梅・完熟梅の二種類)
  • 7月:青梅で漬けた梅に赤しそを加える・梅酢をとる
  • 8月:土用干し(赤梅干し)
  • 9月:土用干し(白梅干し)

一般的な梅干しは完熟梅で仕込むものですが、今年は「青梅」と「完熟梅」の二種類で梅干しづくりに挑戦しました。

意気揚々と始めたものの、梅雨が明けてもなかなか梅の土用干しに最適な状況が整わなかった2017年。二度目の土用干しは9月になだれこんでしまう始末でしたが、なんとかすべて干し終え、仕上げることができました。

そんなドタバタしていた土用干し後、(最短で)三ヶ月ほど待つと味がまろやかになるとの情報を今年も取り入れ寝かせてあったのですが…

11月半ば、ようやく(8月に干した赤梅干しだけ)解禁することに。

ここでもまた手前味噌ですが、いい塩梅に仕上がっていると思います。

 

それと前後してつくっていたのが、念願の自家製ゆかり。

梅干しに赤しそを加えるのは色を鮮やかに、香りを立たせるためでも(他に防虫効果なども)ありますが、私はそれ以上にこれを楽しみにしていました。

 

梅とともに漬けた赤しそは、梅とともに干す。ここまでは8月中に、なんとか終えていました。

赤しそをしっかり乾燥させると、雰囲気は乾いた枯れ葉のような状態になり、握ればくしゃりと崩れます。

ふりかけのように使える「ゆかり」をつくるには、これをすり鉢やミルで細かく砕くだけ。

私の干し方が大雑把だったせいで、ちぢれ(部分的に固まっている状態)がひどく、今年は乳鉢でつぶしてからすり鉢を使うことにしました。

さらさらの粉にするなら電動ミルが必要かもしれません。

でも自家製には十分です。

 

赤しそはまとめてすって、ゆかりにしておくこともできます。ただ、ごまと同じで「すりたて」のゆかりって、いつもより芳しい気がするんです。

できることなら食事の直前にゴリゴリするのが理想的なのかなと。

でも毎日そこまで手をかけるのは現実的ではないので、短期間で完食できるよう、少量ずつすっています。

残ったものはジップロックなどに収め、空気を抜いて保存しています。

 

ゆかりの仕込みに、更に「塩」を加えるレシピもあるようなのですが、私は梅干しと漬けただけの味でも十分な塩分を感じたので、今年のゆかりにはこれ以上の加塩なし。

それでもなかなかおいしく仕上がり、ごはんのおともになっています。

 

本日の猫。

ものすごい眼力(期待)をこめて凝視されているのは、隣の「紙」を持ってきたから。これはもともと通販で届いた梱包材(緩衝材)を開いたものです。

こういう紙をベッドに敷いたり、かけてあげるととても喜ぶ彼。

もう一工夫しようと、この持ち手の部分に…

紙をかぶせて、上からギュッ。

ベッドの簡易フードになりました。

こんなものでも嬉々として使ってくれるのだから、安上がり…もとい、親孝行な猫だと思います。今日もかわいい、感謝。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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