こんばんは、ヤマネコです。
キッチンで温度計を使うようになって五年程経ちました。
紅茶は熱湯でも、日本茶を淹れるときにはぬるめがよい。そう教えられたのは小学生の頃だったと思います。細かな数字も聞いた気がするけれど、毎日お茶を淹れるのに温度計を引っ張り出すなんて現実的ではないと子ども心にも考えました。実際、当時のキッチンに調理器具としての温度計はなかったと思います。
そんな私が自分で調理器具としての温度計を買うことになるなんて想像もしていなかったのですが、必要と感じたのは長年続けているお菓子づくりがきっかけ。レシピ上、生地やソースの温度を確認する、ということがたびたびあったんです。私は料理教室などには通ったことがないので、熟年のプロのように見た目や感触で判断するのはどうしても難しくて。
そんなわけで手に入れたのは、理科の実験などで使っていたような「棒状温度計」です。
最初はデジタル温度計のほうが精度が高そうだし、割れる心配もないし、とアナログタイプは選択肢に入れていませんでした。でも調べていくうちにお手入れのしやすさに惹かれるようになり、調理器具として長くお世話になることを考えるとこちらもいいなと。
何より、見た目は圧倒的にアナログのほうが好きなんです。以前にも何度かふれたことがあるけれど、いわゆる「実験器具」の雰囲気が本当に大好きで。このタイプの温度計もドンピシャでした。
でも実はこの温度計、二代目です。
私は破壊神的なそそっかしさの持ち主ですが、初代の温度計は割ってしまったわけではなく、知人に譲渡する形で手放しました。どうして買い替えたかというと、最高温度を上げたかったのが理由。
- 初代(2014年購入):最高100度まで。
- 二代目(2016年購入):最高200度まで。
最初は100度で十分と思ったのですが、初代を購入した少しあとからマシュマロ(ギモーヴ)をつくるようになりました。いろんなレシピがあるけれど当時の私が手にした本だと120度を確認する必要があり、そのために用意したのが二代目の温度計です。
結局その後マシュマロづくり以外で100度以上を測定することはあまりなかったのですが、初代よりも長さがあるおかげで深めの鍋やボウルに挿したままにできる利点がありました。
転がらないような工夫もあって、落とす不安も軽減します。
短いほうも扱いやすい場面は多々あったのですが、私が使う温度計に関してはデジタルよりアナログで、大は小を兼ねる(高は低を兼ねる・長は短を兼ねる)仕様でよかったかなと思っています。
もちろん、丁寧にお茶を淹れたり、酸素系漂白剤を扱うとき(ふきんの漂白など)にも便利。
とも思っていたけれど、実際はやはりお菓子や発酵食品づくりが主な用途です。ふだんの食事のしたくではあまり出番がないので一般的なキッチンツールではないように思いますが、私には必須アイテム。
ちなみに温度計の中の液体は、着色された灯油だそう。赤だった先代も「実験用」の雰囲気があって好きでしたが、今の愛用品は青。こちらも印象深いブルーインクのようで、すごく気に入っています。
本日の猫。
また少しだけ肌寒くなった本日の朝。なかなか布団から出てこなかった末っ子の起き抜けを襲い、腹巻を試着していただきました。
私のおなか用(しかもメンズ)なので苦しくはないはず。だいぶオーバーサイズ。
これが「彼シャツ」ならぬ、「彼女(?)腹巻」ですね(??)。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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