こんばんは、ヤマネコです。
今日は節分、わが家の夕飯は恵方巻でした。
恵方巻には「七福神」になぞらえた「七つの具」を使う習わし。
といっても、御節料理のように決まった具材(縁起物)があるわけではなさそう。にもかかわらず昨年まではどうしても数を満たすことができなかったのですが、今年はなんとか七種類。
- かんぴょう(まとめて煮ておいた冷凍ストック)
- きゅうり
- 三五八漬け(塩気がほしくて)
- にんじん(下茹でをする)
- 大葉
- 小口ネギ(本当は玉子焼きに混ぜるつもりだった…)
- 玉子焼き(硬めに焼きたくて、やや焦がす)
御節に続き、動物性のものは鶏卵のみ。菜食気味な私が思いついたものを揃えていったら、それだけで数が足りてしまったのでした。
うちの家族は昼食を外ですませるため(現在、毎日のお弁当などはつくっていません)、夕食は粗食でも許してくれます…ありがたいことです。
そんな太巻きが夕飯(の一部)だったのですが、二日前から仕込んでいたのが大豆。
初日、乾燥大豆を水に浸す。
二日目、ふっくら水を吸った大豆を自然乾燥。
三日目の本日、朝から大豆を煎る。
二日目の豆を蒸かしたり煮たりすることが多いのですが、水分を飛ばしてカラカラに煎れば、豆まきに使う「福豆」ができます。
昨年はオーブンですませましたが、今年はストーブで作業することに。使う鍋はスキレット、というか南部鉄器のオムレット。そこに表面を乾かした大豆を入れて煎っていきます。
火力によりますが、二時間程度ストーブの上に載せていたと思います。その間、時々様子を見ながらかき混ぜつつも、ほぼほったらかし。
すぐ近くで他の家事をしているうちに、福豆のできあがり。
私の力不足なのか、どうしても皮がやぶけてしまうのですが、それも手づくりならではと思うことに。
家じゅうにまくもよし。
年の数だけ食べるもよし。
私は福豆(煎り大豆)も好きなのですが、大量に食べると消化によくないようなので、もともと「必要な量だけつくる」というのも無駄にしない手だと思っています。
ちなみに豆まきをするときは、いくつかの豆を包んでまいて(投げて)います。
これまでは折り紙を使っていたのですが、昨年ブログ「cozy-nest」のオズさんが「紙カップ」に包んでいらっしゃるのを見て、真似させていただくことに。
わが家でストックしている、製菓用のグラシンカップで。昨年同様「鬼は外用」と「福は内用」の二包みだけ。なんとも貧乏くさい方法ですが、回収が楽な分、猫に誤食させてしまう心配が減らせるのでよし。
今年は例年以上に「縁起をつなぐこと」を意識している私にとって、恵方巻も福豆も(あれこれと簡易化しつつも)大切な行事食であり、それだけで縁や幸せの連鎖。
そういったものを一つずつ重ねながら、その先の「よいこと」にもつなげたい。そんな想いとともにすごす節分でした。
行事食も、このテーマ。
本日の猫と、豆。
豆は甘味ではないのだけれど、と思いながらもお抹茶を点てました。苦し紛れの和三盆も添えて。
すかさず香りを確認する子が現れ、思い余って口に入れてしまいそうだったので、「コラッ」と叱ったところ…
違った攻撃が始まる、慌ただしいおやつタイムでした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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