こんばんは、ヤマネコです。
昨年のスリッパは猫にぼろぼろにされてしまったのですが、その対策もばっちり! とブログに書いた翌日の出来事でした。
結局うちの猫は、二年目の冬を迎えてもスリッパを見ると戦いを挑まずにいられないらしいのです。生涯をその戦いに捧げていくのかもしれません。自由に育ってくれて構わないけれど、さすがにそれはやめなさいと言いたい。
とはいえ本能なら仕方がありません。でも私も通常の靴下やタイツだけで越冬するのは心もとないため、新たに打ち出した対策が二つ。
- 安価なスリッパを猫のおもちゃと併用すると割り切って、週一ペースで買い直す。
- スリッパを必要としないくらい厚手の靴下やタイツを選ぶ。
どちらにもデメリットはあるんです。
「猫のおもちゃ」と割り切った場合、攻防しつつ一週間くらいもてばいいかなと思うのですが、それでももったいない気持ちがあります。また100円ショップで買えるスリッパは薄手で寒そうだし、厚みのあるものでも(猫が振り回すことを前提にすると)丈夫さに不安が残る、となると毎回数百円のスリッパを買うとしても、一冬ともなれば痛い出費になります。下手をすれば、一週間もたない可能性だってあるんです。
それでもいざとなれば背に腹は代えられないと思ったけれど、まずは試しやすい「厚手の靴下」を取り入れてみることにしました。
それがグンゼのUCHI-COLLE(ウチコレ)シリーズ。
この名前にピンとくる方がいらっしゃるかわかりませんが、ちょうど一年前に最初の犠牲者となった私のスリッパと同じシリーズなのです。
もともとこのシリーズ商品が大好きでして、冬用も夏用もスリッポンや靴下などを複数試したことがあったのですが、今回購入したのは初めての極厚ソックス。
通常の靴下なら三足セットかそれ以上の厚みがあるけれど、パッケージはこれでも一足ずつ。
厚みもさることながら「グンゼなら」という信頼もあってこちらに決めました。
まだ使い始めたばかりですが……
スリッパ、本当にいらなくなるかもしれません。
この靴下の裏側は起毛になっています。
起毛にも色々ありますが、ラグのようなやわらかい毛が直立しているようなタイプ(パイル?)ではなく、モヘアのような、クッションの中綿のようなわしゃわしゃとした感じ。
そんな起毛がつま先までしっかり。上の写真で左側は完全に裏返した状態です。
素材は化繊ですが私はヴィーガン思考寄りなので理想的でした。
ただし猫の毛はそこそこつき、想定内ですが残念ポイントだったかなと。
今後もっと乾燥する季節にどうなるかが心配ではあるけれど、今のところは着脱時にもひどい静電気は感じずにすんでいます。
はきやすさはばっちり。
あったかい。
しめつけない。
ちくちくしない。
そして足首からつま先まで驚くほどあったかい。足の裏まで完全防備です。
タイツの上から重ねてはいていたのですが、素足でないと起毛の感触を堪能できずもったいない気も(ただ素足だとずれ落ちやすい感覚がある)。そこは追々考えていくことにしますが、靴下の使用感自体はとてもよかったです。
デメリットとしては、やはり猫の毛がつくこと。
もともと猫のスペースとそうでない部屋とではスリッパを分けていました。部屋を移るたびにはきものを変えることで、意図せず猫の毛を運んでしまうのを防げるかなと。それが靴下だと難しくなるんです。
そこで、こんなマイルールに。
- 猫スペースでは、極厚靴下だけですごす。
- 猫スペース以外では、スリッパ(現状無事なサンダル)をはく。
本当は逆にしたいのですが、猫スペースにスリッパを出しておくのが怖いのでこの流れに。それでも油断はできないけれど、短時間の接触にとどめればサンダルが破壊しつくされることもなさそうなので、しばらくはこの方法ですごしてみます。
実は昨年も何足か厚手の靴下を試してみたのですが、一回の洗濯で毛玉だらけになってしまうなど、長く使えるものにはあまり出会えませんでした。
今回の靴下にも毛玉は徐々に出てくる(経験・素材的に)とは思いつつ、二週間目では使用感に影響が出るほどの劣化はほとんどないように思います。
「猫の前ではけるスリッパ」を見つけられたら一番ですが、今は靴下での対策を優先していこうかなと。二足を交互にはいている以上は劣化も早いと思うので、まずは年内いっぱい快適に使うことを目指していきます。
信頼のグンゼ。こちらを買いました。
靴下と猫。
勝手にはさまってきた、初日の様子。化繊素材が苦手な彼ですが、この靴下には拒絶反応を示しませんでした。
前出の「毛だらけ」状態の写真は、このくらい密着したあとに撮影したものです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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