こんばんは、ヤマネコです。
地域によっても違うのだと思うけれど、13日は迎え日、14日が中日、16日が送り日。では本日、15日は?
今日をなんと呼ぶ日か?と突然訊かれ、私もわからず悩みました。調べてみると、16日に送り火を焚く(送り日とする)のであれば、15日も「中日」でよいのだそうです。
そんなわけで昨日に続き、中日の15日。
今日はお盆で帰ってきているご先祖さまが、おこづかい(生前使われていたお財布にお金を入れておく)とお弁当(おむすび)を持って買い物に出かける日。おむすびにはうるち米に小豆を加える地域もあるようですが、当一族(?)では塩むすびでよいとのことで私がにぎらせてもらいました。
おそまつさま。
昨日よりもお客さまは少なく、水屋の慌ただしさも落ち着いてきた今日になって、ようやく気づいたのが指先の「荒れ」でした。
寒さと乾燥がつらい冬ならまだしも、夏場に手が荒れるなんて久しぶり。
よくよく考えれば迎え日から毎日何時間も水仕事を続けていたので、それも必然でした。でももう一つの大きな理由は、親戚宅で使っている「食器用洗剤」の存在かなと思っています。
わが家では、数年前からシンプルライフに寄り添う暮らしを始めました。
ものを減らし、お財布にも環境にもやさしい暮らしのイメージで。
そんな生活の中、使用量をぐっと減らしたのが洗剤類。各種専用洗剤(お風呂専用、トイレ専用…など)をやめ、重曹やクエン酸を含む多用途洗剤に切り替え、その使用すら最低限に抑えるようになった今、食器はほぼ流水で洗うようになりました。
汚れがひどければセスキスプレーなどの力も借りるけれど、白飯が盛られていただけのお茶碗であれば、浸け置きしてからぬぐい洗いをする程度。食洗機も活用しているものの、日常的な手洗いを毎日続けながら、冬でもひどい手荒れからは解放されました。
でも、その方法は一般的ではないのだろうなと思います。
どんな汚れであっても、使った食器はスポンジで洗剤を泡立てて洗うのが当たり前。他人様の家であれば尚更そこの流儀にならいたいと思い、麦茶を注いだだけのカップも、漬け物をつまんだだけの取り箸も、天よせをのせただけの小皿も、全部泡だらけにして洗うことにして、現在三日目。
グラスだけでも一日五十客近くを洗い続けた結果、夏場でも手って荒れるんだ…と痛感しているところです。
自分で選んだことの結果なので、お盆中の手荒れを問題視するつもりはありません。日常に戻ればすぐに解消するんじゃないかなと。ただ周囲には通年ひどい手荒れに悩む女性も多いので、そういう人たちには上質なハンドクリームをさがすより、使っている洗剤の使用量をほんの少し減らしてみてほしいな、と。
足す暮らしより、引く暮らしを、ちょっと試してみてほしい。
そんなことを伝えれば、親戚からは大抵怪訝そうな顔をされてしまうため(食器に関しては衛生面が気になりますもんね)毎回ためらうのだけど、ブログではこれからも自由気ままに書きます。
シンプルライフは、心身にやさしい暮らしです。
本日の猫。
手が重い…
と思ったらお前かー!!
それでも、やめられない、腕枕。
それでも、やめさせられない、腕枕。
そして、枕はいなくなった…。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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