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2023*自家製煎りぬかと、ぬか床じまい。

こんばんは、ヤマネコです。

少し前からぬか床じまいを進めていました。

通年楽しむことのできるぬか漬けですが、わが家のぬか床は冬眠させるのが常になっています。その場合は冷蔵庫に入れておけば手間もかからないのだけれど、そのスペースを占領させるのがもったいないので床下収納で保管できるように事前準備をするのもこの季節の定番しごととなりました。

  1. ぬか漬けをやめ、ぬか以外のもの(出汁や備長炭など)を取り除く。
  2. 足しぬかなどをしながらぬか床のかさを増やし、水分を減らす。
  3. ぬか床の表面を塩で覆い、簡易的に密封して冷暗所へ。

主な手順はこんな流れ。工程2の足しぬかは数日に分けて行っていますが、手慣れてきたのでさほど難しくは感じなくなりました。

 

作業自体は毎年のことなのですが、今年は自分一人で生ぬかを煎って「煎りぬかをつくる」ことにも初チャレンジ。

ずっとやってみたかったのだけれど、どこのレシピを見ても油なしで使えるフライパン(テフロン加工されたものなど)が必要とのことだったので迷っていたんです。ただ鍋でも問題ないのではと思い、ステンレス鍋で試してみました。

必要な材料は2~3カップの生ぬかのみ。

  1. フライパンか鍋に生ぬかを入れる。
  2. 弱火~中火にかけ、焦げないように終始かき混ぜながら五分ほど煎る。
  3. 煎り終わったらすぐに鍋から出す(余熱で焦げてしまうこともあるため)。

作業もこれだけです。

ステンレス鍋(蓋をはずした圧力鍋)の使用に関しては、想像以上に楽でした。深さがあるのでぬかがこぼれる心配もなく、かえって正解だったのでは? とも思っています。

 

試してみた感想としては、生ぬかから煎りぬかにした前後で見た目の印象はほとんど変わりません。若干黄みが増したかなという感覚はあったものの、並べて比べてみないとわからないような気もします。

ただ、煎っている途中にとても香りが良くなりました。きなこにも似た香りで、そのまま食べてもおいしそうと思えるくらいの香ばしさ。

煎り始めて二分ほどたつと少しダマになり始めて(上の写真の具合)ちょっと慌てたのですが、そのまま数分かけて煎り続けているとさらさらに戻っていきます。

時間も目安にしつつ、全体的に均一のさらさら感が出たら煎り終わりかなとも思いました。

途中からずっとおいしそうな香りを放っていますが、煎り終わった後もその香ばしさはしばらく続きます。私は数日分(数日に分けて足しぬかをするので)をまとめて煎り、その日のうちに使わないぶんは冷凍保存していましたが、それでも取り出すたびにいい香りがしました。

 

そんな自家製煎りぬかを使って、足しぬかを終えたぬか床がこちら。

水気もだいぶ減って、地盤固めのように表面を均しました。

その上に塩を敷き詰めることでかび防止に。

ぬかが覗きさえしなければいいという感覚で、厚みのあるところで1cmくらい。

あとは表面にラップを敷いて(密閉蓋ではないため)、蓋をして、ポリ袋に収めたら冷暗所に移動させるだけ。

これで冷蔵庫のスペースを占拠することなくひと冬越すことができるはず。今のところこの方法で問題が起こったことはありません。また来年の春に再開予定です。

 

無農薬ぬかが地元で手に入らないため、今年の生ぬかはこちらで購入しています。

あまりに香りがよかったので余ったぶんはお菓子づくりに使いました。

 

本日の猫。

これは昨年末に購入した福袋に入っていた、おめで鯛。

興味はあるはずなのですが……なんらかの振動(猫パンチなど)で動き出すので、未だにちょっとおっかなびっくりのおつきあいとなっています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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