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お得な野菜は、保存食で長く楽しむ。

こんばんは、ヤマネコです。

冬の間ずっと頭を悩ませていたのは、野菜価格の高騰について。それを打破する意味でも、安く手に入れた野菜を少しでも長く楽しめるようにと画策しています。

先月半ば、近くのスーパーではりっぱな白菜一玉がまさかの600円でした。

それでも(地域によっては)安いほうだと聞いて、二度唖然。そのときは買うのをあきらめてしまったけれど、しばらくして出会ったのが二玉500円ほどの地場産品です。

思わずまとめ買いしたい気持ちをぐっとおさえ、近日中のおかずに使う分と、別に二玉だけ買いました。白菜漬けに使いたかったんです。

 

一つの食材を少しでも長く楽しめるように、と取り入れた保存食づくりに魅了されて数年。色々なお漬物にも興味があって、今年は白菜漬けに挑戦しました。

これまでにも浅漬けにすることはありましたが、数日かけて漬けるのは初めて。このほうが一度にたくさんつくれるし、長く(最長で二週間くらい)楽しめるようです。

まずはいつもどおり根元だけに包丁を入れて、手で裂くところから。

上から下まで全体的に刃を入れてしまうより、手で裂いたほうが断面がキレイでクズも出ません。比べるものではないかもしれないけれど、裂いたほうがよいのはウエスづくりと同じです。

四等分にしたら、天日干し。干す時間は半日から二日程度とのことで、私は丸一日で切り上げました。

 

その間に準備をしておいた容器は、夏の間は梅干し漬けに使っていた野田琺瑯。

しっかり洗い、アルコール消毒。そのアルコールを揮発させるように干しておきました。

一日干した白菜を回収したら、塩を一掴みふった琺瑯容器に敷き詰めていきます。

レシピは「伯方の塩」の公式サイトを参考にさせていただきました。

塩以外に加えたのは、昆布、鷹の爪、柚子皮。白菜を重ねながら、間にはさんでいきました。更に重石をして待つこと一週間弱。

白菜の水分がしっかり上がってくると、できあがりの合図。

白菜漬けを美しく撮影する腕が私にはないのですが、おいしく仕上がったと思います。

 

私はきゃべつや白菜といった葉物野菜が好きなのですが、今年は本当にお高い。

見かけるたびに好きなだけ買う踏ん切りはなかなかつかないので、お得な品に出会ったときには「長めに楽しめる方法」を考えながら、ちょっと多めに買うのも暮らしの知恵かなと。白菜漬け自体も、私は楽しくできました。

それにしても野菜売り場で値札を見るのが恐ろしい冬でした。そろそろ野菜の価格高騰は落ち着くというニュースを読んで、今か今かと待ちわびています。

 

野菜価格に唖然としたときも、ここから始めたいテーマ。

 

本日の猫。

今日は、後輩におやつを横取りされました。
ムカムカするのが止まりません。

でも、許…スヤァ…zzz
(長続きしない怒り、よいお手本です)

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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