こんばんは、ヤマネコです。
年明けとともにタオル類を一新しました。
使い古しのものは裂いてウエスにしたり、縫って雑巾にしたり。主に掃除用へと用途を移して使い始めているのですが、その中の一枚、浴用のびわこαだけはシャンプー後の髪をまとめるために使っています。
一年目(新品):顔・体用。
二年目:髪(シャンプー後)用。
三年目:掃除用。
という流れだったのですが、今年三年目となるびわこαは「アイロンのあて布」として使い始めました。
実をいえば、これまでアイロンがけをする際に当て布を使ったことがほとんどありません。素材的な理由もありましたが、私の根っからの大雑把さも原因です。とはいえ私の所持品、且つ自宅でお手入れするものに関しては高級衣類というわけでもないし、問題はないと思っていました。
あて布の必要性を感じたのは、和装を始めたのがきっかけです。
十年、二十年どころではない年代物の着物、しかも大半がウールやシルクといった繊細な素材で、扱い方を一から学び直す必要がありました。しかもほんの一部ながら大きく残った「たたみじわ」に悩んでいたら、そのお手入れにはアイロンを使っても問題ないのだと教えてもらいました。
尚、私にとっての身近な指導者は日常的に和装をする身内であり、プロというわけではありません。専門的で正確な知識というよりは、長年の経験と知恵を信頼して方法を受け継いでいます。
着物にアイロンをかける際、総じていえる注意点は「温度設定」と「あて布」の重要性だそう。
温度設定は素材によりけり。綿や麻、ウールなどには高温でもいいけれど、シルクなら低温で。あて布については薄手のハンカチや手ぬぐいなどが適しているイメージでしたが、最近よく着るようになったウールの単衣(ひとえ・寒い季節向きの着物)の場合は少し厚みのあるタオルをあて布にするのも便利だそう。そんな指導を受けながら使い始めたのが、三年目のびわこαでした。
生地(糸)は年々痩せていくけれど、あて布には使えそうかなと。
たたみじわがひどい場合は衣類用スチーマーを使うと良いとのことですが、持っていません(スチームクリーナーで試したことはあります)。通常のアイロンでさえスチーム機能がないものをあえて選び、必要なときは霧吹きを使うことを考えていたのですが、代わりに「あて布を濡らして」アイロンをかけ、似たような効果に期待することもできました。
こうして使い古しのびわこαは、三年目も掃除とは違う用途で活躍することに。
使い古しのタオルって、掃除用か敷物(猫まわりや足拭き用など)に移行させるくらいしか思いつく用途がなかったのですが、和装後のアイロンがけは少し頻度が高いので、今は「アイロン専用のタオル(あて布)」があることにとても助かっています。
本日の猫。
知人のおばあちゃまからいただいた、カラフルニットのブランケット。アクリルなので彼は苦手だろうと思ったのに、意外にものんびり毛づくろいを始めました。
今日も大変きれいな開脚。心身ともに硬い私は、猫の柔軟さにもとてもあこがれています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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