こんばんは、ヤマネコです。
年明けにタオル類の一部を新調したのですが、あわせて「びわこふきん」も新しいものへと交換しました。
びわこふきん
びわこふきんの説明には、こうあります。
ガラ紡と呼ばれる日本独自の紡績方法で織られた木綿の布
引用元:商品パッケージより
私の言葉で説明するなら…一般的なパイル地タオルのように目が詰まっておらず、パッと見はスケスケのメッシュ生地。それなのに驚くほど吸水性がよく、石けんいらずで食器の油汚れを落としたり、お湯だけ洗顔を可能にしたりと万能なアイテムなのです。
新入りの浴用「びわこα」
キッチン用のびわこふきんを使い始めて数年。今やわが家で愛用中の同シリーズは何枚かあるのですが、この新年とともにに交換したのは「びわこα(アルファ)」という浴用タイプでした。
通常のびわこふきんは、広げると32×35cmと正方形に近い大きさ。
それに対して浴用のαは、32×100cmとフェイスタオルに近いロングサイズです。
この「α」を昨年(2017年)のお正月から使いはじめ、ちょうど一年で交換することにしました。
びわこα:私の使い方
わが家での「びわこα」の用途は…
- 入浴時、顔と身体を洗う。軽いメイク落としにも活躍。
- 湯上りに、身体を拭く。
たった一枚でも、この二通り。
フェイスタオルに近い長さは背中を洗うのも楽々。私は同生地で顔も洗います。
速乾性があるわけではないし、大判な生地は濡れると重たく感じるものの、しっかりしぼると吸水性が戻り、湿った状態でも身体の水滴を吸うのに十分役立ちました。
びわこふきんの寿命は?
自分がびわこふきんを使い始めてから、既に愛用されている方が多いことにようやく気がつきました。私がうまく認識できていなかっただけで、古く、長く、愛されている布巾(タオル?)だったようです。
ただよくよく見聞きしてみると、「一枚のびわこふきんをどの程度の期間使うか?」の判断は人によって様々。
食器洗いに使うか?
洗った食器を拭くだけか?
洗顔に使うか?
毎日何回使うか?
どんな手入れをするか?
質感の変化で交代させるか?
すり切れるまで使うか?
食材や洗剤のように「使い切る(なくなる)」が分かりやすいものと違い、布ものの判断基準が明確にならないのも仕方がありません。
製造元への問い合わせ
実は、びわこαを使い始める少し前、製造元に問い合わせていました。
端的に言えば、「びわこふきんの寿命は?」という質問です。
使用条件や劣化の判断に個人差があるものなので、私自身も明確な回答をいただけるとは考えていません。でも、つくられている方々(おそらく自社製品を使っていらっしゃるだろう方々)がどのくらいのペースで交換されているのかを知りたいと思ったのです。
質問メールでもそのようにお伝えし、ご回答いただければとお願いしました。
びわこふきんを「肌に使う場合」の寿命
3~6ヶ月。それはあくまで「肌に使う場合、製造元の方はそういう判断をしている」とのご回答です。消費者(私)にそれを勧めているということではありません。
食器を洗ったり拭いたりするのに多少すり切れていても問題ないと(私なら)思うので、それは個人個人の判断でいいのかなと。数年間使える場合もあるだろうし、煮沸などをくり返すなら劣化が早くなると思います。
ただ使い続ける中で(他のタオルなどと同様に)生地が痩せ、硬くなることもあり、肌への配慮などを考えると長くて半年くらいが目安ではないか、ということ。
実際に一定期間使ってみた(画像レポ)
「長くて半年」とご回答いただいたのに、ついつい「一年」使い続けてしまいました。
丸一年使っても、びわこふきん(びわこα)の吸水性は文句なし。
とにかく優秀なのです。交換はまだ早いのでは?
昨年末にはそう思っていたのですが、ひとまず新年を機に入れ替えてみようと思い立ち…
(以下、すべて右のものが新品です)
あ、全然違う、と実感。
色の違いは私のお手入れ方法による変化だと思います。問題はそこではなくて、ふんわり感、目の詰まり方、それによる吸水性。一年でだいぶ劣化したのが明らかです。
新品と並べなければ旧品にも不満などなかったはずなのですが、今はもう、新しいほうでないと満足できない身体になってしまいました。
おわりに
一年経つとこれだけ違う、というのを体感してしまった今、肌を洗うものに関しては「半年以下のペース」で交換できるのが理想的だと思っています。つくっている方のご意見は正しかった。
ただ私には少し手に入れにくい(近場では売っていない・通販だと送料に悩む)のと、短期交換は贅沢すぎるかなという貧乏性な気持ちもあって、お手入れ方法を見直しながら、また交換頻度の検討をするかもしれません(今回はチョコレート福袋との同梱で注文しました)。
交換といっても旧品をすぐに雑巾にしたり掃除に使うのはもったいない耐久性。まずは別の用途で活用し、それこそすり切れるまで使いたいと思わせてくれるびわこふきんシリーズ。
世代交代させたものも、当分は手放すこともないと思います。
それから製造元の朝光テープのご担当者さま(社長さん!)からは、とても丁寧なご回答をいただけました。それがまた、私のびわこふきん愛を燃え上がらせた理由になっています。
公式サイト(お問い合わせなど)はこちらから。
- 朝光テープ有限会社
※後日追記:サイトのアクセスができないため、今はリンクを外しました。
布ものの活用方法などはこちらのテーマで。
本日の猫。
足の間にはさんでみました。
なお、スカートのように見える部分は割烹着です。
ギュッとしたら…
必殺、百烈肉球。
パンチをしすぎると(?)背中の毛が逆立つようです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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