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梅しごと用に、選びぬいたレードル。

こんばんは、ヤマネコです。

今年仕込んだ梅シロップはすべて解禁することができたのですが、それにあわせて道具を一つ買い足しました。

新しく手に入れたのは、横口レードルです。

 

梅しごとについて調べていると、よく使われているのが、おたまの先端が小さな深型バケツのようになっているカンロレードルと呼ばれるもの。縁日などに出ているかき氷屋さんのシロップにも使われていたイメージ。

梅や生姜など、色々なシロップをつくるたびにほしいなと思ってはいたのですが、カンロだと用途が限定されてしまいそうなのと、継ぎ目がないものをさがすのが難しく、購入をためらっていました。

そんな中で見つけたのが、今回の横口レードル。

※本来は光沢ありのステンレス製品ですが、映りこんでしまった人間を中心に一部ぼかし処理(光沢なしに見える)をしています。

適度な長さ、レードルの大きさ、そして18-8ステンレスで継ぎ目なしのつるんとしたつくり。

横口だから、すくったシロップをコップに移すときにもこぼしにくく、液だれしにくく。私にとってはどこまでも理想的でした。

 

これを選んだ理由はこの特殊な形が便利そうに見えたから。

柄の部分に突起(ここも継ぎ目なし)のようなフックがあって、瓶などのフチに引っかけることができるんです。

柄の先端にフックがあるものはよく見かけていたのですが、こうして途中にあるのは珍しいなと。

そして思った以上に便利。レードルを一時置きしている間もシロップに浸かる部分が少ないので、柄がべたべたになりにくい利点は大きかったです。

更に、想定外の便利さだったのがこんな使い方。

フィドジャーの金属部分に、このフックが引っかかるんです。

シロップは冷蔵保存をするのでこのまま引っかけておくのは少々邪魔になりますが、梅酒など常温(冷暗所)保存するものであれば、都度洗ったレードルをここに戻しておくのもいいかなと思っています。

 

心配していた容量ですが、今回の横口レードルでも25~30ccくらいは入るので不便はしていません。コップ一杯の炭酸割りをする場合も、横口レードル1~2杯+炭酸でおいしく飲める感覚でした。

またシロップをこのままの瓶で消費し続け、水位が瓶底数センチにまで減っても、横口レードルであれば多少はすくいやすいかなと期待しています。

 

ちなみにシロップ漬けにした梅の実は、二週間程度で出しておかないとエキスを再吸収してしまうということで、しわしわの実だけを取り出して梅ジャムに再利用しました。

こんなときにも横口レードルは活躍。
(琺瑯鍋とステンレスツールは相性がよくないので、注意は必要)

私自身はあまりジャムを食べないので完成品は知人のもとへお嫁に出しましたが、昨年はシロップ漬けに使った梅を捨ててしまったので、今年は無駄なく活用できたことがうれしかったです。

 

「季節しごとのためだけ」という名目で道具を増やすことは控えようと思っていたのですが、夏は梅、そのあとは栗、御節づくりにも使えそうだし…この形であれば日常づかいにも、と用途は途絶えそうにありません。

私の暮らしにおいては、これも買ってよかった道具となりそうです。

 

本日の猫。

今日も庭仕事をしつつ、室内側の猫にごあいさつ。

ガラス越しだと見にくいのか、顔を近づけるとすごく驚かれるのが常。私だよ。

ちなみに、窓に映っている白いじょうろを使って水やりしてくれているのは私の家族。こんな形の初登場(写真)でした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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