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たけのこのあく抜きも、重曹で。

こんばんは、ヤマネコです。

知人宅で収穫されたばかりだという、たけのこをいただきました。

 

きのこよりも、たけのこ派です。お菓子ではなく食材の話。

たけのこは収穫から時間が経つほどあくが強くなるとも言われているので、「今日とってきたばかりの収穫物」をいただけるなんて感謝しきりの環境です。わが家には二本を届けていただき、一本は更に別のお宅におすそ分け。

ちょっとした傷をそぎ落としつつカットしたら食べられる部分はごくわずかになるのですが、幸せは分け合いながらちょっとずつ堪能します。

 

数年前に初めてたけのこを調理したとき、あく抜きに「米ぬか」が必要だと知って慌てました。当時のたけのこも「すぐに調理して」と譲っていただいたもので、わが家に米ぬかの準備はなく、「すぐ」と言われた手前、翌日の買い出しでも間に合うのかがわからなかったから。

更に調べたら「重曹」でも代用ができると知って、それで挑戦することに。

  1. 水1Lに対し重曹小さじ1を溶かした鍋で、たけのこをやわらかくなるまで煮る。
  2. やわらかくなったら火を止め、冷めるまで放置。
  3. 流水で洗って、下ごしらえ完了。

ネットレシピでは「重曹を加えた熱湯を用意し、そこにたけのこを投入」という流れが多いのですが、あとから親戚(竹林をお持ちの方)に聞いたら「鍋には最初から水・重曹・たけのこを入れてゆでていく」と言われて、私は後者で続けています。

どちらの方法も試しましたが、重曹さえしっかり溶ければつつがなく仕上がるように思いました。

 

そんな流れで下ゆでしたたけのこは、その日のうちに炊きこみご飯にアレンジ。

すごく色が濃いのですが、理由はいくつかありまして……

  • あく抜き後のたけのこを酢水につけていない。
  • 今回しょうゆ・みりんともに色が濃いものを使っている。
  • そもそも玄米なので、ごはんが白くない。

酢水につけていないのは色にこだわりがないから。玄米の色も承知の上です。液体調味料の色はこちら。

しょうゆどころか、みりんもほとんど透け感なしといえるくらいの濃さ。どちらも開封(購入)から二週間以内のものなのですが、みりんは常温(冷暗所)保存しているのでメイラード反応が進んでいるのかもしれません。

調味料はレシピよりも控えめにしているので、見た目ほど炊き込みご飯の味が濃いわけでもなく、ちょっとギャップを感じつつもおいしくいただきました。

 

最初に重曹を手にしたのは掃除のためだったように思うのですが(ちょっと記憶が定かではないのですが)、今では家事全般に役立つ魔法の粉になっています。

これがないとせっかくの新鮮なたけのこもおいしくいただけないので(収穫の一時間後でも、あくは強烈でした)、今後も長いおつきあいになりそうです。

 

本日の猫。

竹林からは、たけのこが。

竹かごからは、こねこが生えてくる季節です。がぶり。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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