こんばんは、ヤマネコです。
ダウンジャケットなどを自宅で洗い始めて、九年目になりました。
当初はファストファッションのお手頃ダウンだから、という理由で挑戦をスタート。買い替えるのとクリーニングに出すのとでコストの差を検討し、ダメ元で洗濯機にまかせてみようと思ったのでした。
その後、個人的な事情から動物製品の衣類を自ら買うことがぐっと減り、手元にあるアイテムが古くなるほどに自宅での洗濯を続けていこうという気持ちが強まりました。これで破損してしまったら寿命としてあきらめる、そう割り切るようになったからです。
私の場合はお手頃ダウンに限った話になりますが、洗濯自体はさほど難しくないと思っています。
- ファスナーやボタンはしめて、内側にバスタオルをはさみ、洗濯ネットに入れる。
- 中性洗剤(できればおしゃれ着用)を使う。
- 洗濯時間は短めに(あれば手洗いモード)、脱水は30~60秒。手動で止めることも多い。
- 洗い終えたらすぐに取り出し、丁寧に形を整える。
- 中綿はほぐさない。偏っているように見えても乾くまでは放置。
- つるさずに、寝かせた状態で風通しの良い場所で陰干し(わが家は室内干し)。
箇条書きにすると注意点が多いけれど、新たに用意するとしたらおしゃれ着用洗剤くらいで本当に簡単。
- 過去記事:節約6年目、ダウンコートを自宅で洗う。
記憶の限りでは大きな失敗が一度もなく、乾いた後はいつもふかふかの状態に戻ってくれました。
とはいえ購入することはなくなったので、いずれ不要の知識となるのかもしれません。ところがその後、たびたび古いダウンを譲っていただく機会がありました。
あえて買うことはしないけれど、すでに存在しているものや手に渡ってきたものは感謝しながら使い切ることにしているため、今も冬になるとダウンの洗濯をくり返す日々が続いています。
いただきものの古いダウンというのは、まだまだ着られるいわゆる「おさがり」感覚のもの。私にはなかなか手が出せない高品質なものをいただくこともあるのですが、最近はお安いダウンについてもお声がかかることが増えました。
というのも、私がどんな用途で使っているかを知ってくださる方が増えたから。
毎シーズン、何かにつけてご報告しているような気もするのだけれど、猫の寝袋にしています。
ダウンジャケットやコートは他の衣類よりも軽いため、ちょっとでも裾や襟元が開いていれば猫が自力でするっともぐりこむのにも楽々。頭から入って、中でUターンして、顔を出してお布団感覚。
わが家ではそんな光景も日常茶飯事となりました。
爪がひっかかると中綿が飛び出して大変なことになりそう。一番の心配はその点でしたが、そういうトラブルは意外なくらいありません。
とはいえ誤食する危険性は尽きないので爪切りは念入りにしているし、使う場所や場面も選びながら活用中です。
そんなわけで、今年もダウンを洗う季節がやってきました。
自宅洗濯を始めてよかったことの一つは、こまめに洗えること。クリーニングに出すとしたらシーズン中に一度か二度になりそうですが、猫が使うならもっと気軽にお手入れしたい。その願いもしっかり叶っています。
洗うペースが上がるほどにダウンの劣化を引き起こす心配もしたけれど、だからといってワンシーズンでダメになってしまうこともなく、今年も数年前(にいただいて)からお世話になっているものが現役。
猫ともども、今季もありがたく使っていこうと思います。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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