こんばんは、ヤマネコです。
調味料といえば、さしすせそ。久しぶりにわが家の定番品についてまとめさせてください。
私が家事の中でもっとも苦手なのが、食事のしたく。
料理は好きだけれど得意なわけではないし、毎日違うこと(違う料理)をしなければいけないのが本当に大変で。少しでも楽をしようと試行錯誤してきたのですが、その一つが調味料類の定番化でした。
とくに最優先調味料の「さしすせそ」は、ようやく出そろった気がします。
さ、砂糖は「甜菜グラニュー糖」が定番になりました。
さとうきび原料のお砂糖は体を冷やし、てんさい原料だと温める。後者の効果に期待して、てんさい糖にしています。
ただ、わが家では砂糖の出番が少なめです。煮物やめんつゆなどに甘味を加えたいときは「みりん」、ドレッシングなどには「はちみつ」。よほどしっかり甘さを足したいレシピ(栗きんとんなど)以外では使わないので、どちらかと言えば趣味のお菓子づくりのためにグラニュー糖を選びました。コーヒーや紅茶用の砂糖としても使える(溶けやすい)のが便利。
なお「白砂糖」全般を避けるレシピもありますが、甜菜糖の白は本来素材の色で、黄みがかった砂糖の場合、煮つめる過程で生じたカラメルが原因で色づいているそうです。
し、塩はフランスの「セルマランドゲランド/顆粒」。
主にフランスのノルマンディー地方で採れる海塩で、真っ白ではなくグレーがかっているのが、この塩特有の天然色だそう。同メーカーのあら塩なども試したものの、私は顆粒が一番使いやすかったです。
おいしい塩は甘い、と聞いたことがあるのですが、こちらがまさにそう。もともとはパン友の情報交換で知った塩だったけれど、このまろやかさは洋食だけでなく和食にもあうとわかり、わが家の定番塩になりました。
ただ、ぬか床、梅干し、味噌仕込みなどには別の塩を購入して使うことがあります。
す、お酢は京都の「千鳥酢」。
きつすぎない酸味のおかげで、得意ではなかったお酢にも歩み寄れました。これはおいしいお酢。何かと出番があるので、ふだんは詰め替えなくても気軽に使えるギリギリサイズ、900mlを選びます。
そのままでも注ぎやすいのが優秀でした。
せ、醤油は「冨士晃たまりしょうゆ」。
グルテンフリーを意識し始めて、お醤油も「小麦」が使われていないものに変えました。アルコールも入っていないので、本当に「大豆(非遺伝子組み換え)」と「塩」のみの純粋なお醤油です。
ふとした瞬間に家族から「これおいしい」と言ってもらえたおかげで、お醤油ジプシーが終わりました。料理に使っても、直に舐めてもおいしい醤油。
こちらはあまりキレイな写真でなくてごめんなさい。この醤油で醤油こうじも仕込んでいます。冒頭の磯辺焼きは醤油こうじで仕上げた今日のランチでした。
そ、味噌は自家製。
大豆、塩、こうじ、すべて自分でえらべるのが自家製の醍醐味。一方で、仕上がりの味がちょっと変わることもあるのだけれど、もともと味噌仕込みは家族が始めた趣味だったこともあり、この味の変化はみんな許容…というより、楽しんでいます。
私の個人的な味噌仕込みについては、当初続けられるか不安だったけれど、圧力鍋のおかげもあってかなりハードルが下がったため、末永く「味噌は自家製」を保ちたいです。
手元の食材、何を使ってもおいしく仕上げられる人にあこがれますが、今すぐそうはなれません。そしてもし「安い」という理由だけで選んだものがおいしくなかったとき、我慢して消費し続けるのは家族を巻きこんでのストレスになるし、買いなおすなら最初の「安さ」は意味を失います。
では、何を基準に選べばいいのか?で悩む時間がつらい。
毎回ちがうものを買って、意図せず味が変わることを避けたい。
だからこその、調味料の定番化。
定番品を整えるまでが大変ですが、そのあとは本当に楽。他にも毎回決まったものを選ぶ調味料はあるのだけれど、今回は基本の「さしすせそ」。どれも大切にしたいお気に入りです。
本日の猫。
ちぐらの中に複数の猫、という光景をちょっと久しぶりに見たような。
猫たちのことを考えると寒くなるのは心配だけれど、こういう姿を見る機会が増えるのは楽しみ。どうか心地よい秋冬になりますように。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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