こんばんは、ヤマネコです。
毎年4月14日はオレンジデー。そして、ブラックデーでもあるそうです。
オレンジデーは、バレンタインデーとホワイトデーに続き、愛を深める日。
ブラックデーは、バレンタインデーとホワイトデーにご縁のなかったシングルが寄り添う日。
どちらも見聞きした情報を私のイメージで言葉にしているので、正式な説明とはニュアンスが違うかもしれないのですが、恋愛にまつわるイベントであることは間違いなさそうです。
というような話とはあまり関係なく、冬の間に「ちんぴ」をつくりました。
ちんぴ(陳皮)というのは、漢方の材料にも使われる生薬の一つ。材料は柑橘の皮です。
今回たまたま手に入れたのが、有機栽培のみかん。中身はふつうにぺろりといただき、むく前にしっかり洗った(埃を落とすため)皮のほうを数週間かけて乾燥させました。
手でぽきぽき折れるほどになったら、ある程度細かくして、すり鉢でごりごり。
電動ミルがないと粉状にするのは難しいのですが、ひたすらすり続けると細かい部分も出てきます。このくらいになったら、ざるなどを使って大小のかけらを分別。
- 大きいかけらは、ちんぴ茶やぬか床用に。
- 小さいかけらは、生薬やスパイスに。
生薬としての効能は、消化不良や肩こりの改善、咳止め、冷え性の対策としても用いられるそう。スパイスとしてはそのまま使うこともできますが、ぜひとも自家製七味をつくりたいと思っています。
ただし、正確には「一年以上干したもの」が、陳皮として扱われるそう。
実はそれを知らずに先に砕いてしまったけれど、せっかくなら待ってみようと、今は大小とも熟成中なんです。
味噌や梅干しなどと同じく、仕込んでから味見(?)できるまでの期間が長いのですが、ここ数年は完成に向けてゆっくり待てるものをつくるのが楽しくて、ちんぴづくりにも挑戦してよかったです。
それから先月仕込んだ湘南ゴールドのコンフィも、あの少しあとに完成していました。
しっかり煮詰めて、そのあと乾燥。更にチョコレートにひたせば、ショコラオランジェに。これをオレンジデーにあわせて友人たちに配りました。
チョコレートを溶かしたうつわには作業終了後にミルクを投入し、一人ホットチョコレートに。
ちんぴづくりは実からより分けた皮を活かすものですが、コンフィの場合も果実は皮から丸ごと(種だけ取り除き)、チョコレートも残さず、きっちり使い切って楽しみました。
こうして以前なら捨てていた素材の部位をできるだけ減らすレシピ、今後も積極的に取り入れていきたいです。
本日の猫。
今日もねむーい。気づけば最近、寝顔やぼんやり顔ばかり撮影している気がします。
たとえレンズ越しであっても、この表情を見つめていると私のまぶたも重くなってくるので、さすが寝子と呼ばれるだけあるなあと感心してしまうのでした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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