こんばんは、ヤマネコです。
真夏につくったきりお休みしていた「甘酒づくり」を、寒さに乗じて再開しました。
最初はちょっと抵抗のあった「ブクブク」が、今は愛しいです。頑張れ!
二種類の甘酒
ぼんやり分かっているつもりでしたが、今年に入って改めて学んだのが、甘酒の主な材料は「酒粕」と「麹」の二種類あるということでした。
いずれも発酵食品のイメージでしたが、「甘酒をつくる過程」で発酵させるのは「麹甘酒」のみです。
酒粕の甘酒
- 美肌(美白)効果に期待できる。
- 酒粕自体は甘くないので、加糖が必要。
- 酒粕と砂糖を水で溶いて温めるだけ、とつくり方がシンプル。
- 簡単・安価に作れる。
酒粕は飲食だけでなくフェイスパックなどにも使え、そのほうが美白効果は高いようです。
麹の甘酒
- 「飲む点滴」の別称があるくらい美容健康効果が高い。
- 麹を発酵させることで甘味が出るので、加糖不要。
- 麹と湯(60度前後)を8時間以上保温させる必要がある。
- 酒粕甘酒より割高で時間がかかる。
「発酵」の時間はかかりますが、手づくりする場合の手間はそれほど多くないと思います。
わが家の甘酒
もともと発酵食に興味があって、麹から甘酒をつくっていました。そのあと肌断食を始め(再開し)たきっかけで、美白効果の高いという酒粕に興味を持ちました。
ただ酒粕からつくる甘酒は「加糖」が必要で、それなら加糖なしで十分甘く仕上がる麹甘酒に酒粕を加えてしまえば良いのでは?と「麹酒粕甘酒」をスタート。
麹甘酒(甘麹)のつくり方
※麹甘酒は手づくりせずに、市販品を買っても良いと思いますが、材料さえあれば、比較的簡単につくれます。
まずは麹だけで甘酒をつくります。色んなレシピがありますが、以下のサイトが参考になります(塩麹なども同サイトから)。
リンク先では魔法瓶を使っていますが、私は「琺瑯容器に入れてバスタオルに包んで保温」という方法で。扱い方によってこぼしてしまう心配はありますが、お手入れが簡単だからです。
材料の乾燥麹はいつも楽天のショップで購入。
自宅用であれば、麹と水分の配分はさほど神経質になる必要はなく、お湯は少な過ぎなければ問題なさそうなので(最低でも同量)、大抵少し多めに入れて「ゆるめの麹甘酒」をつくるようになりました。あまり水っぽくしてしまうと魔法瓶や炊飯器でない限り温度を保ちにくい気がします。
麹甘酒の保存方法
2~3日で飲み切る量であればそのまま冷蔵。もう少し長く保存するのであれば、一度鍋に移して5分ほどかき混ぜながらぐつぐつ煮立たせ(乳酸菌の発酵を止める=酸味が出るのを抑えるため※火入れ)、それから冷蔵し、一週間くらいで飲み切っています。
「麹+酒粕」甘酒のつくり方
麹甘酒が十分甘く仕上がっていれば、砂糖は不要です。生姜などをちょっと加えてもおいしいです。
- 麹甘酒…好みで(水っぽい麹甘酒であれば、一人分150~200mlくらい)
- 酒粕…好みで(うちでは一人分大さじ2~3杯)
- 水…好みで(飲みやすい「ゆるさ」に薄める量)
私はもともとゆるめ(水分量多め)の麹甘酒をつくっているので、最後の「水」は入れていません。ただ麹がごはんのように炊きあがった場合(発酵前の乾燥麹・水の分量が同量程度だと、そうなります)は、水を加えて酒粕と共に溶いたほうが「飲み物」として扱いやすくなるかと。
これらを小鍋に入れて温めるだけなのですが、私自身がアルコールに弱いため、一度沸騰させて数十秒から一分間アルコールを飛ばすことにしました。アルコールに強い方が飲む場合は必須ではありません。
酒粕の独特な風味が消えるわけではありませんが、薄らぎます。
この「沸騰」作業で飲む前に麹菌が死んでしまうのでは…??と素人知識で思ったのですが、そもそも麹菌は45度前後で自己融解してしまうそうで、甘酒が完成した時点で残って(生きて)いないとのことでした。
おわりに
できあがった甘酒を「砂糖」の代用に料理やお菓子に使うことも可能です。砂糖は「キビ」か「ダイコン」かで右往左往していましたが、「麹」が第三の選択肢に(発酵させないと甘くありません)。
自分でも残念なことに「冷やし甘酒」という飲み方がちょっと苦手だったので、夏の終わりから消費が減ってつくるのもお休みしてしまったのですが、これからの季節は冷蔵庫の常備ドリンクになりそうです。
本日の猫。
猫の話ではない(?)のですが、グレーの靴下は猫の毛が目立ちにくいのではないかと言われて実験中。早々に出した結論として、「素材による」「目立たないことはない」気がします。
ちなみに私が猫をはさみに行ったわけではなく、私の足の間に猫がはさまってきました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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