冬じまいと、ソープナッツ。

こんばんは、ヤマネコです。

少しずつ冬小物を整理する中、あわせてソープナッツの使用を再開しました。

ソープナッツというのは、無患子(ムクロジ)という木の実の皮をもとにする天然石けん。

わが家では七年ほど前から愛用しています。

その後、一時期は主力がマグネシウム洗濯に移っていたのだけれど、諸々の事情からそれもやめました。

今は市販の液体洗剤なども試しながらソープナッツも再度取り入れていくことに。ただ冬場は気温の関係で液体洗剤のほうが良いのでは? というあまり根拠のない思いつきの理由でソープナッツはしばらく控えに回していたんです。最近暖かくなってきたのを機に改めて使い始めることにしました。

 

ソープナッツは何度かくり返し使っているうちに粉々になり、それが交換の合図となります。そのくずが洗濯物につかないようミニ巾着などに入れて使うのだけれど、最後の処理がやや面倒。巾着(綿生地)の裏側にくずがたくさん付着してしまうからです。

巾着自体の生地もソープナッツについてきたものは何十回も使っていれば徐々に傷んでくるので悩ましいなと。そこで最後はそのまま捨てられるよう、古いストッキングやタイツなどに入れて使うのがわが家の定番となりました。

古タイツの写真を大きくのせてすみません。靴下を使う場合も、紳士用のフォーマル靴下なども含め薄手のものを選んでいます。

尚、本来はナッツが泡立つ状態かどうかが交換目安のようです。ただ毎回小袋から取り出して確認するのはやや手間なので、私は感触を目安とするようになりました。

 

ソープナッツは成分的にウールやシルクも洗えます。

とはいえ私は動物製品の服をあまり持っていません。そう数年前までは言っていたのですが、今は祖母が仕立てた着物を日常に取り入れるようになったので、多用途に使える洗剤はとてもありがたい存在。そういう衣類のお手入れにも様子を見ながら使っています。

(大半が普段着用アンティーク着物という感覚です)

 

というわけでひと冬お世話になったレッグウェアの脚部分を使ってナッツを小分けに。

(これは数年前の写真です)

  1. ソープナッツの小袋を一つか二つ(洗濯物の量にあわせる)洗濯物と一緒に洗う。
  2. 洗濯機が止まった後(あるいは「すすぎ」の前)、小袋は取り出して干しておく。
  3. 中身が粉々になってきたと感じたら取り替えのタイミング。
  4. 粉々になったソープナッツの小袋をスポンジ代わりにし、掃除に使ってそのままごみへ。

季節や状況にもよるのですが、四番目の後に小袋から砕けたソープナッツを取り出し、土に返す(コンポストに入れたり庭に埋めたりする)こともあります。そうすればごみも最小限に。

 

使用前の段階では容器の蓋を開けてさっと使える市販の洗剤よりも少し手間はかかるけれど、日常的には小袋をぽいっと入れるだけでいいのがとても楽。それでいて大抵の生地と相性が良いので、どんな衣類を洗うか? で悩む必要もありません。

意図せずいただきものの洗剤を試す機会も増えているので、しばらく併用しつつ少しでも楽な洗濯方法を模索していくつもりです。

 

 

本日の猫。

顔を寄せ合っていた兄猫たちを撮影しようとしたら、シャッターを切る直前に動いてしまいました。

もう絶対に顔の撮影はNGな(?)兄猫。

手前の子はつきあってくれました。

というより、今日もお疲れでカメラから逃げるのが面倒だったのかもしれません。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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