洗濯専用洗剤をやめて、二年目。

こんばんは、ヤマネコです。

2016年の終わりごろから、洗濯「専用」の洗剤を減らす試みを始め、代わりに取り入れたのが「ソープナッツ」という自然素材です。

もともとメインにしていたのが、ネオベビーという洗濯用洗剤でした。

とても気に入って使っていましたが、もっと欲張りなことを言えば、洗濯だけでなく「多用途に使える洗剤」であればいいのに、というのも本音でした。

 

ソープナッツとは?

そんな中で出会ったのが、このソープナッツ。

なんと、ただの木の実です。

いえ、只者ではない木の実です。

日本でも自生していることのある「ムクロジ」という樹木。そこから収穫した実の果皮(中身を取り除いたもの)を、乾燥させたものとのことでした。

ソープナッツの魅力

パッと見で美しいと思うものではないのですが、とても優秀。

愛用を始めてまだ二年目ですが、これ以上のものに出会えていません。

洗濯に使える

まずはこれ。木の実が洗剤の代わりになるなんて半信半疑でしたが、わずかながら発生する泡と、水温を上げることでパワーアップする脱脂力がとても強力でした(冷水でもある程度の洗浄力はあります)。

化学的な残留成分がない

木の実を乾燥させただけなので、素材はこれ以上ないくらいシンプル。どんな素材でも肌に合わない人はいると思いますが、私にとっては受け入れやすいものでした。

くり返し使える

基本的な使い方は、大袋で買った木の実を数粒コットンバッグに入れて、それを洗濯物と一緒に洗濯機へ。あとは洗剤と同じように洗濯機を回すだけ。

消耗品ではあるのですが、石けんのように消えてなくなってしまうものではないので、このコットンバッグごと3~10回程度はくり返して使うことができます。

(すすぎの前に出すと長持ちするなど、使い方によって寿命が変わります)

すすぎ一回でOK

洗剤を選ぶときにも重視していたポイント。節水を期待して。

殺菌効果がある

ムクロジ(木の実)は殺菌や抗菌抗炎症などの作用を持ち、生薬としても使われていたもの。洗濯に使った場合もその効果が期待できるそうです。

ただし有毒成分サポニンを含むため、経口摂取には注意が必要です。肌についたり、洗濯に使うぶんには問題ないそう。

草木染め・ウール・シルク・ドライマークも洗濯可能

これは先代のネオベビーになかったメリットで、ソープナッツを選んだ大きな理由の一つ。ただしどんな洗剤を使うにしても、素材にあわせた水温(冷水で洗わないほうがよいなど)には注意が必要です。

洗濯槽をキレイにしてくれる

洗濯用洗剤を選ぶ過程で、私が重要視しているポイントの二つ目。

洗濯槽は見えない場所が汚れがちで、定期的な槽洗浄が必要でした。でもそもそも「汚さない」、或いは「汚れを落とす」効果のあるものは、積極的に取り入れたいと思っています。

多用途に使える

ソープナッツの用途は、洗濯だけにとどまりません。

煮出してつくるソープナッツ液は、多用途な液体洗剤として家じゅうで活躍しました。これについてはまた別の機会に書きたいです。

すべて自然に返すことができる

とにかく、木の実(果皮)。

使い終わったあとは通常の可燃ゴミとして処分できると思いますが、そのまま土に返したり、コンポストに加えたりといった最終用途も選べます。

買い足し(取り寄せ)にも慌てない

マイルールによるものではありますが、定期的にコットンバッグに詰め、そのあと二週間程度使い続けることができます。その二週間が、買い足しの猶予期間。私の地元では手に入らないものだけれど、あまり慌てずに追加注文できました。

実際に「洗濯」に使ってみました

サイズ的には天津甘栗のような小ぶりさ。果皮なので、感触は鬼皮のようでした。

これを小さなコットンバッグ(巾着)に数粒入れて、洗濯物と一緒に洗濯機へ。

量の調節もできますが、洗濯物5kgくらいまでは一袋をポンと入れるだけですませています。

あとは、すすぎ一回でいつもどおりに洗濯機を回すだけ。

このあとの泡立ちはわずかなものですが、この小袋に入った木の実が洗剤の代わりとなって、キレイに洗い上げてくれました。

浸け置きをしたり水温を上げると、尚効果的です。

ソープナッツを使うときの注意点・デメリット

  • 漂白効果はないので、長く使ううちに白い衣類が黄ばむことがある。
  • ソープナッツの入った小袋もしっかり乾かす必要がある。
  • 定期的に中身を入れ替える必要がある。
  • 洗濯物の量によって、ソープナッツの量を微調整したい場合は手間になる。

一年強使ってみて、気になったのはこういったことでした。

定期的なお手入れと交換

使ったあとの小袋は、毎回洗濯物と一緒につるしておけばいいかなと。

そして私は三つの小袋を併用しつつ週に7~10回洗濯し(寝具を洗う日は洗濯する回数が増えます)、二週間で中身を総入替えしています。

交換目安は「濡らした果皮をこすって泡立つかどうか?」とのことですが、色々試しているうちに、わが家ではこんなペースになりました。

洗剤(ナッツ)量を微調整しにくい点は、「迷ったら多めに入れる」で割り切ることに。一般的な洗剤のように、多めに入れるデメリットというのはほとんどないのだそうです。

ソープナッツのコストパフォーマンス

大容量のセットを買えばお得だし、使い方にも色々な説明がある(使用可能とされる回数にも幅がある)のですが、以下はマイルールを含めた概算で。

コットンバッグに入れるソープナッツの量は、一袋およそ15g。
毎日5kgほどの洗濯をするときにはコットンバッグを一つ(15g)入れる。
三袋(45g)を併用しながら二週間(洗濯回数は20回ほど)使う。

300gで1000円のお試しセット(ただし付属のコットンバッグは一つだけ)があるので、それを購入する場合…

およそ13~14週間分(130回分以上)。
5kg分の洗濯を続けるとして、一回約8円。

※計算が間違っていたので、修正しました。

となりました。洗濯物の量や回数が少なかったり、大容量のセットを買えば、もっと単価は安くなります。

おわりに

いっそのこと、わが家の庭にムクロジを植樹できれば自給自足が叶うのに…とまで考えましたが、それは現状ちょっと難しそう。公園や神社など、自由に拾える場所も見つかりません。それでもナチュラルクリーニングが楽しい私にとっては、ソープナッツとの出会いは革新的でした。

今後も長くお世話になりたい、家事を楽にするアイテムになっています。

 

 

掃除洗濯の道具や洗剤は最小限で、同じテーマの記事はこちら。

 

本日の猫。

ピンと立てたり、小刻みに振ったり、人間や兄弟猫を叩いてみたり。

しっぽで行う意思表示は、彼の特技の一つです。
(意外と、しっぽのムチは痛い…)

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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