こんばんは、ヤマネコです。
一週間ほど前に、ひよこ豆の味噌を解禁しました。
仕込んだのはちょうど一年ほど前。ひよこ豆を材料に使ったにしては少し長めの熟成期間となりました。
- 過去記事:ひよこ豆玄米味噌の、解禁。
まさに手前味噌ではありますが、現在とてもおいしく食べることができています。
解禁直後は次に仕込む味噌の豆を、従来どおりの大豆にするか、またひよこ豆や別の種類にするかで迷っていたのだけれど、数日悩んだ末に選んだのはこちら。
また、ひよこ豆です。プラス塩と玄米麹を用意しました。
ひよこ豆にしたのは、ちょうどセールでお安く手に入ったからという理由です。作り方は昨年と同様に。
でも前回の二倍の分量でまとめて仕込むことに。ちょうど解禁したばかりの味噌の話を知人にしたところ、食べてみたいと言っていただけたのがきっかけ。コロナ禍では食品、しかも長期保存食を人に譲ることは少し躊躇していたのですが、徐々に緩和されてきたことを感じていたので久しぶりに挑戦してみようと思いました。
衛生面にはいつも以上に気をつけつつ作業を進め、仕込み終えた状態がこちら。
この量を扱うのは久しぶりのことで少し手間取りましたが、あいかわらず圧力鍋とフードプロセッサーが大活躍。なんとか終えることができました。
保管を始める前に、今回も味噌の表面に和紙を敷いておくことに。味噌の余分な水分を吸い取ってもらったり、味噌自体が空気にふれにくくするためのひと手間。
この作業には、数年前から茶道具の一つであるお懐紙を活用しています。
薄手ではありますが、はがすときに気をつければ問題なし。この工程のときにも容器が角型であることへの利点を感じていました。
ラップはその上から。普段はあまり使わないようにしている使い捨てラップだけれど、保存食づくりのときは少しぜいたくにしっかりと。更に容器専用の蓋をして、その容器ごと大きめのポリ袋に収めました。
そして今年初めて取り入れたのが、真空パック器。
袋が大きすぎるので真空にまでするつもりはなく、でも手作業とあわせて軽く空気を抜き、袋を密封するためのシーラーとして使ってみることに。
この状態で更にクリップを使って開口部を補強。
におい漏れや、逆に雑菌や虫の侵入を防止するための対策をできる限り施しました。
そのまま、わが家では床下収納庫へ収めています。
ここから少しだけ虫の話をします(虫の写真はありません)。
別の記事でふれたことがあるのですが、床下収納庫はプラスチックのインナーボックスを持ち上げるとすぐに地面、土が見える状態です。ふちの部分にはほとんどすきまはないのだけれど、それでもここから、収納庫の中の食品に対してヒメアリが侵入していたことがあったんです。
小さなヒメアリでもこの収納庫付近のすきまでは床上まではたどり着けないと思います。でも、床下収納庫の中は無防備状態。気づけず被害にあってしまう可能性も捨てきれず、床下への対策も色々取り入れるようになりました。
- 過去記事:下から、虫対策。
おかげさまでここ数年は無事。
それでも一定期間収めたままにする味噌の容器はポリ袋でぐるぐる巻きにし、念入りに密封したのはそんな事情があってのことです。
収納まで無事完了。そして残ったのはひよこ豆の戻し汁や煮汁でした。
これをお出汁として使うとすごくおいしいんです。今回やってみたかったのは、ひよこ豆の出汁と、ひよこ豆の味噌を使ったひよこ豆づくしのお味噌汁。
まずは豆の煮汁ではなく戻し汁を使ったおかげか、味噌が入っているのに透明感が出ました。具は玉ねぎとわかめ、そして最後にふったネギだけ。
もともとお味噌汁は好きなのですが、さっぱりしていてすごくおいしかったです。この戻し汁や煮汁を毎日常備することは難しいので、なかなか貴重なお出汁は味噌仕込みをしたご褒美のような気持ちでいただきました。
今年も1月の大寒を完全にやりすごしてからの味噌仕込みになりました。とはいえ昨夏に作業をした味噌はおいしく仕上がってくれたので、今回のぶんの完成も楽しみにしようと思います。
自宅での味噌仕込み。これからも無理のない範囲で続けていきます。
たびたびご質問いただく角型容器は、野田琺瑯のぬか床用です。お懐紙は無地のもので。
本日の猫。
他の子と比べるとダイエットが亀の歩みの兄猫さん。
夏(夏毛)の間にもうちょっとだけ痩せられるといいなと思います。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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