こんばんは、ヤマネコです。
三年前に出会った「ソッカ」は、すっかりわが家の定番メニューになりました。
- 過去記事:食物アレルギーにも強い、ひよこ豆粉。
ソッカは南フランスの伝統料理の一つで、ひよこ豆粉でつくるクレープのようなもの。私はシンプルなお好み焼きに近いような印象も持っています。
ひよこ豆粉(ベサン粉)は身近では聞き慣れない食材だったけれど、それさえ常備しておけば他の材料は大抵すぐにそろうかなと。
ベサン粉、水、油、塩。他に必要なのはフライパンなどの道具だけ。ハードルが低いのもつくり続けられる理由になっています。
私はソッカの素朴な味も好きなのですが、当初興味を持ってくれた友人たちの中にはもっと濃い味の生地やアレンジをして食べたいという人も。たしかにもっとおいしく食べる方法があれば私も知りたい、と画策すること二年と少し。
でも材料や道具を新たに買い足すのは悩ましいし、手間もあまり増やしたくない。ブイヨンやコンソメなどを足して味つけをするのもいいけれど、もっと理想のものはないかなと二年以上さがし続け、やっと見つけたのがこちら、かつお節です。
(上は数年前の購入品の写真で、今はいただきもののかつお節を使っています)
ソッカはヴィーガン料理としても優秀だと思っているので、その観点からいえば邪道な選択肢(動物性の食材)なのですが、かつお節を加えるとだしが利くというか、味わい深くなってとてもおいしいんです。はっきりいうと、お好み焼き感が増す。
更に気に入っているのが、この生地で二枚のソッカを焼き、シュレッドチーズを広げ、サンドして焼くこと。
ソッカはもともと生地が薄いので(パンケーキほど厚くふくらまないので)この方法でも内側のチーズがとろけて、焼きたてにかぶりつくとカリカリとろとろでたまらないおいしさ。
ストック用にと多めに焼いたぶんは冷めるとはさんだチーズが硬くなります。その場合は軽くレンチン。生地はしっとりした食感になるけれど、それはそれでおいしいなと。
私が一人で食べるときはかつお節を抜くことが多いものの、チーズをはさむ食べ方にはすっかりはまってしまいました。
誰かにすすめることなく自分だけで食べていたら、菜食にこだわってこういうアレンジはしなかったかもしれません。でも友人の声をきっかけに新しいおいしさを見つけることができました。
気ままなアイデアを加えるほど本来の伝統料理とはまったく別のものになってしまいそうだけれど、正式なソッカも、自己流ソッカも、わが家の定番メニューとして楽しんでいきます。
本日の猫。
ここ数日は気温が高めで、猫の寝方も夏仕様に戻っています。
おなかをさわった途端に、脚でホールド。でも爪は立てないのが弟猫のやさしさ。
とはいえこのお顔なので、おやすみ中にさわってはいけなかったのかもしれません。ごめんね。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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