洗顔に、クレンジングタオル。

こんばんは、ヤマネコです。

夏のコスメを準備し始めた頃、クレンジングタオルというものを使い始めました。

名前からしてメイク落としだけに使うことを想像したけれど、実物はキッチンペーパーのような使い捨ての不織布。それよりも少し厚手で水濡れにも強いドライシートでした。

トイレットペーパーを一回り大きくしたようなサイズ感のロールから、使うときにはミシン目に沿って一枚ずつ切り取ります。

用途は洗顔後に顔の水滴を拭き取ったり、やはりメイク落としにも使えたりするものだそう。

洗顔用のタオルを使い捨てにするのはどうかと思ったけれど、今夏取り入れたのがウォータープルーフのファンデーションで、それを落とすのにオイルと石けんを使っています。経験上不慣れなので、コスメやオイルがタオルにつくのでは？　と少し神経質になっていました。そういうときだけでも使い捨てられるタオルがあるのは安心できます。

あとはたびたび書いていますがウエス不足なので、本来の用途で活躍してもらった後には掃除で使い切ることも想定しながら挑戦してみようと思いました。

そうして使い始めたクレンジングタオルですが、その品質には大満足でした。

説明どおり、生地には毛羽立ちがなく、吸水性がよく、使い切りならより衛生的。一見ではキッチンペーパーのように見えるけれど、肌当たりのよさでは段違いです。

また一般的なタオルでは、洗濯後のものでも拭いた瞬間に「ああ猫の毛がついている」と気づくことがあったのですが、使い捨てのものなら管理にさえ気をつければその心配がありません。

もともとパッケージの中に収めたまま引き出すようになっているので収納も楽。

唯一気になったのが、あまりの丈夫さゆえにカットするのが少し大変なこと。大変といってもキッチンやトイレのロールペーパーと比較したらという話で、ミシン目にあわせて端から引っ張れば問題ないレベルです。

二つ折りになった状態で巻かれているのも、千切るのに硬さを感じる理由かもしれません。

カットしたタオルは思いのほか小さめ（約20×22cm）ですが、顔を覆うには十分で、薄いわりに洗顔後の吸水力は満足いくものでした。

そして使い捨てなので常に清潔です。

……とはいえどうしても貧乏性が発動してしまって、朝の洗顔後に使い、夜のメイク（日焼け止め）落としに使い、その後掃除などに活用しきって処分するようになりました。その都度軽く洗って干しておくのですが、それに耐える生地というのも重宝しています。

過去に使った不織布クロスの中にも洗顔後の使用に向くものがあったかもしれません。ただこれはもともと肌に負担をかけにくいものだとわかっている点が私にとっては安心要素。そして自己責任になるのですが、事後用途に「パソコン周辺機器の掃除」を加えました。

これまでパソコンやスマホの液晶などを拭くのには専用のOAクリーナーや大判のめがね拭きを活用してきたものの、最近は使用ずみののクレンジングタオルを洗い、硬めにしぼった後で機器をそっと拭くようになりました。

専用のクリーナーを使うほうが安心ではあるし、ウェットタイプのものは静電気防止剤なども含まれていて使い勝手がいいのですが、完全に単用途。そう思うと割高。毎日使うには抵抗があって掃除頻度も下がってしまうので、様子を見ながら代用を続けています。

極めつけは、ちょっとした事件。夏に顔を傷つけて出血してしまったことがあったんです。諸事情から興奮した猫が爪を立てたことが原因で、傷はもうほぼ見えない程度に完治ずみ。ただその前後は洗顔をするのも大変で、うっかりするとタオルに血がにじんでしまうこともありました。

そんなときにもこのクレンジングタオルを使っていたおかげで後始末には憂鬱になることがなかったし、傷口に対しての衛生面でも大きな安心感が。年齢や造作にかかわらず、顔に傷が残ることは心配になるものだなと思いながら重宝していました。

ベストな使い方は一回ごとの使い捨て。私はそこまで割り切れなかったものの、肌にやさしく、事後にも大活躍。毎日一枚だと三ヶ月分には少し足りないのですが（ロールでおよそ80枚入り）、私はメイクをしない日の洗顔後は普通のタオルを取り入れることもあったので、実は現在四ヶ月目。一巻き600円前後で年3～4ロールなら悪くなさそうかなと。