こんばんは、ヤマネコです。
昨日が秋のお彼岸明けでした。
この秋彼岸中に使おうと思っていたのが、お盆のときに溶け残ってしまったキャンドル。
- 過去記事:盆中日、ごちそうは黒缶キャンドル。
先月のお盆、一日火を灯したままにしておいたキャンドルの蝋が溶け残ってしまったもの。その再生方法があるとのことで一週間ほど前に試してみました。
まずは表面の蝋を少し削ってみたのですが、思うように芯が出てきません。次に、新しい芯を入れる方法を試してみることに。
- 湯煎(60度以上)で蝋を溶かす。
- 用意した芯を中心に固定し、そのまま固める。
うつわが缶なのでそのまま湯煎もできそう。表面のシールは事前に剥がさなくても見た目がひどく傷むことはありませんでした。
湯煎で溶かした蝋を固める方法は、再び冷ますだけ。芯を固定したうえで待てば完成です。
その芯は専用品も市販されているようですが、私はキャンドルそのものを手づくりしているわけではないので代用品としてたこ糸(綿100%・日本製)を使うことに。
今は備えがなかったので百円ショップで買ってきました。近々行う予定の栗しごとでも出番があるものなのでちょうどよかったかなと。
道具が揃えば後の作業はとても簡単。
たこ糸の固定には割り箸を使うのが基本のようですが、固定さえできれば良いとのことでタコ糸を絡めた竹串を使用。
写真では斜めに刺さっているように見えますが埋もれている部分は比較的まっすぐ入っています。蝋の中の芯はあまり長すぎないよう調節しておくのが良いのかなと。
方法としてはこれでとくに問題なく、見た目も良い具合に終えることができました。
実際に点火する際にはもう少し出ている芯を短く切ってから。
ところが、結果的にこれは失敗。
再生させたはずのキャンドルをさっそく秋彼岸中に使ってみたところ、一度は点火できてしばらくは期待どおりの炎が維持されるのですが、どう試しても蝋が溶け残ったまま消えてしまうんです。
一度目の再生後、こうして残ってしまった蝋を再び湯煎で溶かし、もう一度(再生二度目)たこ糸で芯をすげ替えてみたものの、それでも途中で炎が消えてしまいました。
新たに別の再生方法を試すとしたら、可能性があるのは缶の中から完全に蝋を取り出し、市販の座金(キャンドルの底に置かれている部品)を用意して芯を固定し直す方法なのかなと。
私の場合そこまで費用と手間をかけるかどうかは悩ましいところ。結局この蝋を再生させることはあきらめました。
溶け残ったキャンドルを処分する際は、再び湯煎にかけて蝋を溶かし、紙箱(牛乳パックなどの空き容器)に流し入れて可燃ごみへ、容器は缶なので不燃ごみへ。
ちょっと手間がかかったけれど、製品としてのキャンドルは説明どおりの燃焼時間をほぼ完走してくれたので不満はありません(説明では十一時間、実際の燃焼時間は十時間半)。リピートの際は使い切れないこと、再生しにくいこと、処分の手間がかかることを念頭に置こうと思います。
それでも猫のお仏壇にはぴったりのキャンドル。年に一度のお盆くらいは、こういうものを取り入れたい気持ちを今も持っています。
本日の猫。
ちょっと暑くなるとのことで心配していたけれど、無事快適なお昼寝日和をすごした弟猫。
毎日このくらいだといいですね。
ヒトも一緒にお昼寝したくなるので、そこだけはちょっとだけ悩みどころです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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