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私の、きのこたけのこ戦争。

こんばんは、ヤマネコです。

少し前に地元のスーパーで友人親子に会いました。

そこで(お子さんではなく)お母さんのほうに「きのこと、たけのこ、どっちが好き?」と訊かれました。一瞬ぽかんとしてしまいました。

 

きのこと、たけのこの戦い。これは食材の話ではなく、有名なチョコレート菓子二大勢力(?)の間で交わされる論争のこと。たぶん多くの日本人がこれを見聞きしたことがあると想像しています。もしかすると参戦されている方もいらっしゃるかもしれません。

私はといえば、子どもの頃はきのこ派でした。当時、たけのこ(チョコレート菓子)の表面が粉吹いたようになっているのが苦手で、つるんとしたチョコレートの傘を持つきのこのほうが好きだったんです。それはもう幼少期の直感的な話であり、今となってはどうしてそんなことを気にしていたんだろうか? と自分でも説明のしようがないエピソード。

今は、どちらも好き。それぞれ「違うお菓子」としておいしくいただいて、あえて比べることがないからです。ただ選択を迫られたとき「両方」という答えに納得してもらえないこともあるので(質問者は大抵子どもなので)、そういうときは過去の自分の意思を引き継ぐように「きのこ」と答えるようになりました。

 

そんなわけで冒頭の話に戻るのですが、たまたま顔をあわせた友人親子もおそらく「きのこたけのこ戦争(要約)」の話をしていて、その流れのままに私にも訊いてくれたのだと思います。

ここで本当なら「どちらも好き」という答えから始めるところですが、まだ三密を避けるべき時期。私なりに近道をしようと「きのこ」と端的に答えたところ、「だよね!」と納得してもらえてあっという間に解散。このときばかりは正解を口にできてよかったなと思いました。

 

何が好きかは人それぞれ。しかもこの件に関しては、「戦争(論争)」といってもどこか楽しむような雰囲気の戦いなのだとわかっているので、あえて議論をぶつけあってもいいのかもしれません。

それを承知した上で、私は「どちらが好きか」で戦うことを少し不思議に思うんです。

だって、きのこ派はきのこが好きで、たけのこ派はたけのこが好き。お互いに好きなものが違うなら奪い合いになることもなく、争いが生まれるのが不思議だなあと。

  • お互いの好きなものが違うなら、奪い合いにならないので平和。
  • お互いの好きなものが同じなら、意見があうので平和。

なんで戦いになるんだろう? って。むしろ、きのこ派同士の内部抗争が勃発、という話のほうが納得できそうですが、そういう話は聞きません。

 

わざわざそんなことをまじめに考えてしまったのは、スーパーからの帰路が考えごとをするのにちょうどよい距離と気候だったからです。

話は少し変わるのですが、私はチョコレートミントが好きです。

定番のお菓子なども好きですが、新しいもの、めずらしいものを見つけるたびに少しずつ試しています。写真の二種類はiHerbで買ったもの

この「チョコレートミント」も好き嫌いが分かれやすい味だと思うのですが、これを嫌いな友人たちがお土産などでたまたま手に入れたチョコミント菓子などを私に譲ってくれることが多いんです。そんなチョコミント嫌いの友人たちにはいつも感謝するばかり。

好みがあう人も、あわない人も、時に向き合い方が変わるだけで大切な存在。その根っこは変わりようがないのだろうなと改めて思うようになっています。

 

本日の猫。

関東、今日は寒かった。猫たちもびっくりしているように見えました。

小型の暖房器具を出して置いて本当によかったなと思いながら一日すごし、冬を迎える前に、また少しでもあったかくなってくれる日々を願っています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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