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2020年、着物をふだん着にしたい。

こんばんは、ヤマネコです。

年末年始から1月末の本日まで、毎日一度は着物に袖をとおしていました。

 

和装には、ずっとあこがれがありました。「いつか着たい」というぼんやりとした夢を少しずつ形にし始めたのが、2016年のこと。

最初のルールは本当にゆるゆるで、

など、どんなにゆるいルールの牛歩であっても「続けること」を最優先にしたんです。これは私にとって正解だったと思います。

ただその後、予期せぬ事態を経験することとなり、当初の優先事項が大きく変わり、和装は二の次としてお休みすることに。それから二年弱。過去の色々なことから今も完全に立ち直れたわけではないのだけれど、自分の意思で少しずつ現状を変えていこうと、2020年は和装を本格的に取り入れることに決めました。

 

和装に興味を抱いたきっかけは、祖母の手で仕立てられた着物が身近にたくさんあったから。そのうち私の和装への興味を知った方々から「うちにも眠っている着物がある」というお声かけが複数届き、今はそれらも持たせていただいています。結果的にすごい量になってしまい、今後すべてを残せるかはわからないのですが、それもご了承いただいた上で頂戴しました。

そして実際に日常着として和装を始めた今、「きれいな着付け」を目指すことをやめました。

正確には、目指しはするけれど、きれいに仕上がらなくてもいいからとにかく続けることを一番に考えています。今年に入ってからは(すぐに脱いでもいいから)毎日一度は着たいなと、それが最優先。イメージどおりでなかったり時間とともに着崩れてしまったりしたときは、それから改善策を考えればいいんです。

洋服(ふだん着)ならそこまでびしっと決まっていなくてもいいと思えるのに、和服だとそう思えないのは、私の中で勝手に高くなってしまったハードルだから。まずはそのバーをぐっと下げてから和装をスタート。すると着物での生活もご近所歩きもあっという間に楽になり、和装が難しかったのは私の思いこみによるものだったのだと気がつきました。

 

というわけで、初詣も、味噌仕込みも、初釜も、家事全般も、和装で挑戦。なんとか私にもできました。

ただ、いくつか避けようと思ったこともあります。

  • 仕事中(長時間のデスクワークは辛かったので※職場は自宅です)
  • 通院時(自分が診察を受けるときはもちろん、つきそい・動物病院でも)
  • 運転時(修行中のスーパーペーパードライバーなので)

など。当然ながら「動きやすい服装」が前提の集まりも含め、洋装と和装を自分なりに使い分けようと考え始めたところ。

暑がりの私にとって一番悩ましいのは夏(浴衣でも絽紗でも暑い)なのですが、できるだけ「毎日一度の着付け」は続けていきます。

 

そして今月の着物生活と、猫。

在宅中はほぼ割烹着着用です(和装用を買ってよかった)。抱っこは例のさらしで。

おかげさまで、猫も私の和装に慣れてきてくれました。

ただ残念ながら、帯は完全に「足を引っかける場所」だと思われています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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