こんばんは、ヤマネコです。
毎日欠かさず手にふれるもの。私にとって、その一つが消しゴム。
メモ書きなどにはインクのペンを使うし、それを消すときは打ち消し線(こういう線)など引いてすませる。大人になると消しゴムを使う機会は減るように思います。
ただ私にってはえんぴつやシャープペンシルとともに、仕事道具の一つ。スタートを子どもの頃まで遡っても、今日までさわらなかった日はないんじゃないかと思うアイテムです。
そんな消しゴムが、よく失踪します。
さがせばノートの陰に隠れていたり、知らぬ間に机の下に落ちていたり、身近なところで見つかるのですが。もともとその原因は私の所作で、ある程度は仕方のないことと思っていたのですが、最近は違うんです。
仕事部屋で使っていた消しゴムが、五分後にリビングに移動している。そんなことが頻発。
理由は説明するまでもなく、猫。好奇心旺盛の一歳になりたてのやんちゃ猫が、私の目を盗んで消しゴムをくわえて逃走しているようでした(仕事部屋は私の仕事中だけ開放)。
猫との同居生活の中、これまでにも消しゴムを蹴飛ばして遊ぶ子はいたけれど、くわえて走り去る子はやはり初めて。私の初体験(?)をどんどん奪い続ける一歳猫です。かわいいいたずらだとも思いつつ、気づいたとき一番に心配したのが誤食でした。簡単にかみ砕けるものなので、もし飲みこんでしまったらと思うと本当に怖い。
でもどうやら持って行くのが楽しいだけで、それを食いちぎった様子はなさそう。なんなら「遠くに置いてくる」というだけの遊び(?)をしている様子。よほどスリッパ瞬殺事件のほうが凄絶でした。
少しホッとしたとはいえ、個人的にできるだけ猫に危険なものを取り除く暮らしを進めています。が、消しゴムはご容赦いただきたい……というわけで、対策を考えることに。
結果、消しゴムにリードをつけることにしました。
使ったのは目玉クリップと手芸用の綿ロープ。適当に切ったロープの両端をクリップの穴に通して固定、そのクリップで消しゴムをはさめば完成です。
空いているほうのクリップには、えんぴつをはさんで持ち歩く。
目的によっては、ペンケースがいらないかもしれません。
あるいは、ノートにつないでおく。これならいなくなりません。
このまま消しゴムを使うこともできました。
クリップ同士をつなぎループ状にすれば、つるすことも可能。
毎日のように机で使う消しゴムの定位置はちょっと悩むので、消しゴムのつるす収納もありかもしれません。ひもの片端を机に固定してしまうのもいいかなと思いました。
持ち運ぶことを考えると、目玉クリップではなく、ダブルクリップ(レバーの部分が折りたためるタイプ)のほうが扱いやすいかなと、こちらにも挑戦しました。
ただ手持ちのダブルクリップで横幅などがちょうどよい(かさばらない)サイズ感のものは、消しゴムの厚みに対応できません(新たに別サイズを買ってまでは試せていません)。
もう少し薄い消しゴムならよかったかなと。結果的に目玉クリップで使用を継続中です。
かなりハードに消しゴムを使いたいとき(紙一枚にぎっしり書いた文字を一掃するなど)は、そのときだけクリップから外します。それが簡単に可能なのもクリップのよいところ。持ち歩かずに自宅で使う限りではそんなに不便はないかなと思いました。
幸いこの形にしてからは、消しゴムがリビングに瞬間移動するトラブルは起こっていません。
ただし、猫は新たに「ひもの動き」を気にするようになりました。
それで時々ひもで遊ばれてしまうこともあるのですが、こうしてかまれても安心なように綿ロープを選んでいます(細いとかみ切られてしまう心配があるし、金属チェーンだと猫が歯を傷つけてしまうかもしれないので)。
いつか、これを「おもちゃではない」と認識してくれる日がくることを願いながら使っていきます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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