こんばんは、ヤマネコです。
この9月の防災月間に向けて、ヘルメットを新しく買いなおしました。
私がヘルメットにも耐用期間があると知ったのは数ヶ月前のこと。
- 過去記事:311*防災用ヘルメット、私の失敗。
購入から六年以内の買い替えが理想だそう。
私が最初に購入したのは2014年。その六年後となれば2020年には買い替えるべきものだったのですが、まったく気づかずに交換時期を二年も超過。そうはいっても地域の防災訓練にて数分かぶった以外では一度も使っておらず、新しくするのはもったいないというのが本音です。
正直、初代ヘルメットとして選んだものが高価だったことも交換を渋る理由でした。普段は使わないため、折りたたんでコンパクトに収納できるものを選び、結果的に一つ四千円ほど。当時は被災さえしなければ一生ものになると思っていたので思い切ったのだけれど、こんなに寿命が短かったとはびっくり。高いものを選んでも長持ちするわけではないのだな、と自分の確認不足を反省しています。
ともあれヘルメットは必要なときに安心して使えなければならないもの。そうでなければ備えている意味がありません。せっかく買い置くならきちんとしたものを、とようやく新調を決意。それから選択肢を模索し始めました。
前回の購入時とは異なり、折りたたみタイプのヘルメットの種類は豊富になっていました。よりコンパクトになるものも商品化されていますが、六年という寿命を考えると私にはどれも高すぎる印象。
結果、新たに選んだのはごくごく一般的なヘルメットです。
一つ千円ちょっと。安いとはいえ国家検定品だそうで、防災用ヘルメットとしての信頼はおけます。
もちろん家族一人につき、一つ。ベルトでサイズ調整ができるので、大人も子供も使えるとのことでした。
そして付属の説明書(用紙一枚)にも書かれていたのですが、やはり耐用期間は購入から六年。
あちこちで見かける説明では「購入から」という表記になっていますが、念のため、できるだけ製造から日が浅いものをさがしました。
こちらは2022年7月製造品。ひとまず2028年までは安心して備えるつもりです。
たためないのはデメリット。そう思っていたけれど、最初のヘルメットを購入した頃よりもわが家の収納スペースが多少は整ってきているため、保管に困ることもなさそうでした。
一応、収納する前には、ベルトなどを家族一人一人のサイズにあわせておきます。
現在のわが家の場合、家族それぞれのサイズに大差がありません。間違って自分用以外を選んでしまったとしても大きな問題はなくかぶれそう。どうしても気になる場合は簡単に調節できるので、ひとまずあわせておく、という方法をとりました。
実は今回選んだヘルメットには十色もカラーバリエーションがあったんです。家族内でも各々好きな色を選ぶほうが取り間違いも減らせるだろうし、目立つ色なら避難時のメリットにもなるはず。
あれこれ悩んだ末、それでも結局白を選んだのは好みの問題でした。目立つことにも大きなメリットがあるはずだけれど、「防災訓練のときに目立つ色だと恥ずかしい」と言われて私も納得。性格的な理由ともいえそう。
収納時もすぐに取り出しやすい場所、もしかしたら目に留まる場所に置くことも考えらえるため、あまり悪目立ちしてほしくありません。
白いヘルメットが防災用として不向きということもないはずなので、今回は無難な色に決定。ごくごく普通の白でひとまずよかったと思います。
旧ヘルメットにも、他社製品にもいえることですが、かぶると若干頭が長くなったように見えます。
これは内側にハンモックと呼ばれる部品があって、ヘルメット本体(外側)と人間の頭部との間に空気の層をつくるから。単純にヘルメットという硬い素材で頭を守るというだけではなく、生まれる空間がクッションになるおかげで衝撃吸収につながります。
もとよりおしゃれにかぶるものではないので、装着時の見た目に新旧品の違いはほとんど感じませんでした。
今回あまり不安視はしていなかった収納時のサイズ感ですが、実際に折りたたみタイプ(たたんだ状態)と並べてみた感想としては、すごく大きくなったという印象がありません。ちょっと意外でした。
折りたたみタイプは薄くなるぶん長さが出ます。たしかに収納場所の選択肢は広がるのだけれど、お値段を考えると今のわが家では普通のヘルメットでも十分かなと思えました。
また、新しいヘルメットには収納袋などがついてこなかったのですが、折りたたみヘルメットの袋にそのまま収めることができました。
袋の劣化はとくに感じないため、この組み合わせで使い続けることに。
前述どおりわが家のヘルメットはサイズ的に家族間でシェアできるけれど、一応私用の袋には以前と同じく献血でいただいたチャームをつけています。
- 過去記事:ヘルメット、ひとまず収納のこと。
改めて、防災用ヘルメットは六年以内に買い替える。
素人考えでの正直な気持ち、十年前のヘルメットでもなんの問題もないように思うのです。さすがに六年での交換を推奨されるのは早すぎると思う。少なくとも六年ぴったりで劣化してしまうわけがないので、多少の猶予はあるはずです。
実際に超過してしまったものをかぶってみても、新しい購入品と遜色ないように思えました。ただ目視できるような大きな傷やひびなどはなくても、プラスチックの劣化のようなものは感じるのです。見た目ではわからなくとも、もしかしたら大きな衝撃を受けたときの耐久性には大差があるのかもしれないなと。
ヘルメットは身の安全のための備え。家族の命を守るもの。そう考えると推奨されている交換時期も軽視はできません。それでもまだ六年という区切りには戸惑いがありますが、できるだけ七年目を迎える前に新調します。
またそれを可能にするため、次も安全基準をクリアした製品の中から安いものを選びたいなと思いました。
これであと六年はヘルメットについて心配することはなさそう。一番嬉しいのは出番がないことだけれど、最低限の防災用品は今後も絶えず見直していきます。
※形状が二種類、計十色あります。
本日の猫は、ヘルメットが届いた日の猫。
まずは入れるかどうかの確認から。
次は並んだときのサイズ感の確認。最後まで色々とつきあって(?)くれました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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