こんばんは、ヤマネコです。
まずいよね? と思いながら興味本位で買ってしまったのど飴があります。
見つけてびっくりしてしまった、養命酒ののど飴です。
私はお酒に弱いのですが、一時期、健康のためにと「養命酒」を愛飲していました。一回分が大さじ1強(20ml)と少なめだったことと、家族からも試してみたいと言われて続けてみることに。
地元で買うのが一番お安く、その購入は車移動の多い家族に飲み切る頃合いでお願いしていたのですが、気づけば再購入されることもなくなっていました。とはいえ、それで体調が悪くなったわけでもなく、更には自家製梅酒をつくるようになったこともありまして、結局「養命酒を飲み続けること」はいつの間にかやめてしまっていたんです。
養命酒は即効性のある薬というわけではないので、五年、十年と飲み続けないとあまり効果を感じられることはないのだろうなと。だからやめてしまったことを悔やむ気持ちはありますが、それでトラブルがあったわけでもないので、そのときの自分たちの暮らしにはかみ合わなかったのだと割り切ることにしました。
いつか改めてお世話になるかもしれないし、そのときのためにも(心配していた)「味は許容範囲だった」という記憶だけは残しておくことに。
正直にいって「許容範囲だった」というのは「おいしかった」という意味ではありません。
お酒が苦手というのも理由でしょうか。薬草のようでいて、妙に甘ったるくもあって。あくまで、わずかな量を一息に流しこむ薬であり、楽しめる味わいではなかったなと。それでも口にできないほどまずかったわけではない……というのが、正直な感想でした。
そんな記憶でしかなかったのに、興味本位で手を出してしまったんです。のど飴に。
妙な話、懐かしさもあったし、好奇心もあったし、家族との話のタネにいいかもしれないとも思いました。食べきれるかの不安を持ちつつも、つい購入してしまった一袋。
実はこれが意外とおいしかったんです。
「まずいだろう」という思いこみから評価が甘くなったのかもしれないけれど、やはり若干薬っぽさを感じつつも黒蜜風味の飴は思いのほか嫌な甘さではなかったし、二層構造だった内側にはとろっとしたペーストが仕込まれていて、それはそれでおいしい。
今の季節(買ったのは梅雨前)だし、今年は例年以上にマスク着用が習慣化していたのでそんなに喉を傷めることもなかったのですが、それでもちょっとイガイガするなと感じたときには役立ってくれる。自分でもびっくりですが、夏の間、家族とシェアしつつも月に一袋のペースでリピート購入していました。
近く、養命酒自体に再挑戦する予定はないのですが、おそらくこの飴とお酒の味や香りは比較的近いと思うんです。このぶんなら再び飲み始めることもできそうだなと。
勝手ながら、一度「まずい」と評価を下したものを次につなげるのが難しい性分です。もう一度食べてみようとはなかなか思えない。でも味覚は変わるものだし、「まずい」と信じているから(ごめんなさい)おいしく感じることもあるのかも。
食わず嫌いとは違う気もしますが、思いこみで損をしているかもしれいないなあというのを実感させてくれた飴でした。
本日の猫。
なぜかふとんに顔を押しつけて眠るのが習慣になっている弟猫。
息はできていますか? と心配になりますが、元気です。
ちょっと動かしたら少しだけ顔を見せてくれましたが……
本当は、そろそろ起きていただきたい時間帯でした。
でもこの寝顔、ずっと見ていたくなる魔性の表情です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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