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柳宗理*鍋にあわせて選んだ、2つのトング。

こんばんは、ヤマネコです。

一年前の夏に、柳宗理のステンレストングを買いました。

最初に穴なしを買って使い始め、とても便利だったので穴あきを買い足し。一年と少し使ってみましたが、今では台所道具の必需品となっています。

 

このトングについては以前からブログや雑誌などでお見かけしていたし、店頭で実物を見かけたこともありました。それでも購入まで至らなかったのは、当時、わが家のお鍋のメインが琺瑯素材だったから。琺瑯鍋とステンレスツールの組み合わせは鍋への負担が大きく、相性はイマイチという印象があります。

ところが昨年の夏に鍋をステンレス製のものへと切り替えたため、それを機にトングも金属素材のものを試してみることにしました。

結果、不便を感じることはほとんどなく、鍋とセットで便利に活用できています。

  • 女性の手でもつかみやすいサイズ感と、握力にもさほど負担のない扱いやすさ。
  • つや消しステンレスで継ぎ目が一切なく、お手入れ(洗う・乾かす)が簡単なデザイン。
  • 丸一年使った後も、まったくといっていいほど劣化を感じない耐久性。

どれをとっても満足でした。

 

私はもともと握力が強いほうなので購入前から不安に感じたことはなかったけれど、そうではない女性(パン部)の友人たちからも好評でした。

サイズは私の感覚でも少し大きめにも感じ、子どもの小さな手には尚のこと余るかもしれないなと。ただ煮立った鍋の底まで届く長さや強度を考えればバランスが良いのだと思います。収納にも困るほどのサイズではありません。

またわが家の鍋とトングはそれぞれ違うメーカーですが、素材の印象が似ているので組み合わせて使うときにも相性がいいなと感じます。

最近は以前と比べてインテリアに強くこだわりたい気持ちが薄れつつあるのだけれど(猫と幸せに暮らせたらそれでいいかな……と)、手が届く範囲内で選べるのであれば、見た目がいいに越したことはありません。100円ショップなどの品と比べたらだいぶお高いけれど、強度や質感がまったく違うし、おそらく耐久性も良いはず。長い目で見たら元はとれると確信しています。

実際、この一年はほぼ毎日のように活用していましたが、まだ新品かと錯覚するほどきれいな状態を保てています。

 

秋には栗しごとに使ったり。

年末にはきんかんに使ったり。

あつあつの焼き餅をひっくり返すのに使ったり。

一体型のステンレスなのに、素材をつかむ部分には左右ともにスプーン型の加工がされているので「丸いもの」をつかむのにもまったく苦労がありません。それでいて色やにおいが移ることもなく、とても衛生的だと感じられました。

菜箸でもあり、指先の延長のようでもあり、すごく便利。

当初はどちらか一つあれば十分かなと思っていたけれど、穴の有無で使い分けるほうが時短になることも多々あったのと、御節のときには同時進行で色々活躍してくれたので両方そろえておいてよかったと思います。

 

これらのトング、もっと早く出会いたかった! と思うくらいの使い心地ですが、やはり琺瑯鍋時代の私には使いにくかったと思います。テフロン加工の鍋なども、組み合わせるなら気を使うかなと。

そう思うのは、そもそも私ががさつな人間だからでもあるのだけれど、鍋を見直したことで、いっしょに使う道具も見直す。そして快適になるものもあることを実感できた出会いでした。

 

 

本日の猫。

暑さの対策をすべきか、寒さの対策をすべきか、人間でもちょと迷ってしまう季節。

最近は猫も毛布に包まったり、ひんやりする床に寝そべったり、見るたびに場所を変えて模索しているようでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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