8年目で新調した鍋、2つ。

こんばんは、ヤマネコです。

先月、2つの片手鍋を新しくしました。

  1. 雪平鍋(素材はアルミクラッド:アルミとステンレス)
  2. ミルクパン(素材はステンレス)

八年ほど愛用した、野田琺瑯ノマクシリーズからの買い替えです。

 

新調のきっかけとなったのは、琺瑯鍋の焦げつき。

ちょうど一年前のお盆シーズン、毎日のように出入りしていたお宅に鍋(と中身)を持参する機会がありました。この鍋の底は、現地でのあたため直しの際に焦げてしまったもの。

更にそれに慌てた方が鍋をたわしでこすり、内側の琺瑯(塗膜)がはげてしまったようです。しかも二つあるノマクのお鍋、両方が同じ状態になりました。

 

琺瑯素材は万人向けとはいえません。色々な注意点がある。これらの鍋についても私の説明不足でみなさんにお手間をとらせてしまいました。

それから一年弱、改めて重曹でお手入れしつつ使い続けていたのですが、一度はがれてしまった塗膜は復活しません。ゆでている食材が底にこびりついてしまうなどのトラブルが頻出しており、増税前のタイミングで買い直すことを決めました。

改めて琺瑯鍋にという気持ちもありましたが、時々パン部の部室などへ持参する機会もあり、私以外が使う可能性を考ると、琺瑯に固執するより別の素材のほうが無難といえそう。

数ヶ月かけて再選択したのが「ステンレス素材」です。

 

ステンレスにしたのは、歴代(子どもの頃から)のお鍋の中では使いやすい印象が強い素材だったから。古い記憶を遡っても、とても丈夫だったんです。

ただ同じステンレス鍋でも「IHコンロ」では使えるものと使えないものが。

  • 18-0ステンレスはニッケルが含まれておらず、IHに対応可能(磁石がつく)。
  • 18-8ステンレスはニッケルが8%含まれており、IHに非対応(磁石がつかない)。

わが家のコンロは現在IHなので、引越し前に旧ステンレス鍋(おそらく18-8)は使えずに手放してしまいましたが、最近では圧力鍋でもそのよさを実感。ほとんど迷うことなく素材はステンレス(18-0)に決めました。

 

更にメーカーなどを検討し、購入したのが栗原はるみさんの雪平鍋とミルクパン。

  • 無駄をそぎ落としたデザインで、お手入れがしやすそう。
  • 鍋の側面に目安となるメモリがついている(計量カップいらず)。
  • 注ぎ口が使いやすい(愛用のWMF圧力鍋と似た条件)。
  • 雪平鍋に「アルミクラッド」という素材の選択肢があった。
  • サイズ違いを買った場合に、入れ子収納がしやすそう。
  • ひっかけ収納(干しておくこと)もできる。

などが決め手となりました。

 

まずはデザイン。仕様としては、雪平鍋もミルクパンもほぼ同じです。

ワイヤーハンドルは好みが分かれそうだけれど、私はすごく持ちやすいと思いました。

この鍋(表面)はオールステンレスですが、実はハンドルだけ「18-8」のステンレスで、非磁気性(ハンドル部分の素材はIH非対応)。つまりIHで使っている限りほとんど熱くはならないんです。こんな素材の使い分けがされているのは、すごくうれしい配慮だと思いました。

いくつか検討した雪平鍋の多くは鍋の内側にハンドルを固定するための凹凸があったのですが、この鍋は外側で溶接されているだけ。一方つるんとしたボウルのような内側はとても洗いやすかったです。

その内側にある唯一の凹凸が、メモリ。便利そうだなと想像はしていましたが、それを超えるくらい重宝しています。

メモリの刻みが200ml単位(ミルクパンは200~800ml、雪平鍋は400~1200ml)なので、計量カップとしてはざっくりですが、味噌汁をつくるときも、鍋でお茶を煮出すときも本当に楽。もうメモリのない鍋には戻れない、と感じるほどでした。

くちばしのような「注ぎ口」はついていません。

ふちのどこからでも、どの方向に傾けても汁だれしにくいデザインです。

愛用しているWMFの圧力鍋にも似たような注ぎ口が採用されており使いやすいなと思っていたので、他社にもあると知ったときは感激でした。

サイズにもよりますが、スタッキングする場合も省スペースですみそう。これも旧鍋ではできなかったことでした。

 

雪平鍋とミルクパン、見た目は同シリーズでサイズが違うだけのように見えますが、実は素材も異なります。

  • ミルクパンは、本体が18-0ステンレス、ハンドルが18-8ステンレス。
  • 雪平鍋は、本体がアルミクラッド鋼(18-8ステンレスとアルミニウムと18-0ステンレスの三層構造)、ハンドルが18-8ステンレス。

雪平鍋本体の素材がやや複雑で、アルミニウムをステンレスではさんだ三層になっています。

  1. 磁気性の18-0ステンレスのおかげで、IHコンロで使える。
  2. アルミニウムのおかげで熱伝導率が上がり、火の通りにむらが出にくい。
  3. 非磁気性の18-8ステンレスは耐食性や耐衝撃性に強く、さびにくくて堅牢。

アルミニウム(アルミ鍋)の利点も取り入れながら、表面は二種類のステンレスで強い鍋に。いいとこどりです。他社製で四層以上(更に強靭)になっているものも検討したのですが、そのぶん重くなるなら三層で十分かなとこちらを選びました。

 

ちなみに購入したのは「アルミクラッド」の鍋。でも栗原はるみさんの雪平鍋には、同じサイズでも「アルミクラッド鍋(アルミニウムを含む三層)」と「ステンレス鍋(オールステンレス)」の二種類があって、前者はお値段が高め(2,000円くらいの差)。だいぶ迷ってしまいました。

ただ前回の琺瑯鍋(下の写真は数年前のもの)もそうだったのですが、私は「できるだけ長く使うつもり」で鍋を買います。

結局、琺瑯鍋は十年経たずに手放すことになってしまったけれど、子どもの頃家にあったステンレス鍋は母から受け継ぎつつ二十年以上(?)ガスコンロで使って、本体の劣化はほとんど感じませんでした。

この鍋にもその「長持ち」と、アルミクラッドの工夫された「特性」に期待して、出費を2,000円上げることに。

 

使い始めて二ヶ月弱。使用感にはとても満足しています。鍋ならなんでも同じだろうと思ったけれど、これは本当に使いやすい。

  • どちらもこれまでの琺瑯鍋(小さいほうのミルクパン)より軽い。
  • こびりつきや焦げつきなし、鍋を傷つける心配も減った。
  • すみずみまで洗いやすいし、拭きやすい。
  • 容量はほとんど変わらないのに、デザインの違いから収納スペースのゆとりが増えた(見直し中)。

干すためなど、逆さにしたとき下にすきまができる(鍋の内側に空気が入る)のも乾きやすそうでいいなと。

実はこの鍋、時々しか使わない家族もまさかの大絶賛。

「今思うと琺瑯鍋はやっぱり怖かった」とも言われ、実は負担をかけていたのだなと反省もしています。個人的には大好きな琺瑯製品でも、使う人(あたため直しくらいでも)が複数名になる道具には配慮が必要でした。

傷めた琺瑯鍋は修理に出すことも散々検討したけれど、そんな事情もあってこの機会(増税前)に買い直せてよかったと思います。

 

尚、選んだ「サイズ」の考察については、次回書かせてください。

 

本日の猫。

アルミプレートを好むタイプの猫が変なポーズでゴロゴロしていたので……

思わず色んな方向からシャッターを切りました(気づけば50枚くらい)。

なんとなく涼しくなってきたけれど、それでもまだまだ暑いのかもしれません。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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