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飲み込む愚痴と、初めての赤梅干しづくり。

こんばんは、ヤマネコです。

ようやく赤しそを見かけるようになったので、腹をくくって赤梅干しに挑戦することにしました。

このまま赤しそを使わずに干しても、日光浴でほんのり色づき、おいしい白梅干しになるのは昨年体験済み。でも赤梅干しも一度はつくってみたかったのです。

追加の作業も、簡単に言えば先月漬けた梅に「赤しそを加える」というだけでした。

(実際には水洗いしたり塩もみしたりと多少手間はかかります)

 

必要な赤しその量は、漬けた梅の10~20%。

枝だけを取り除いたところ(ステンレスボウル本体の400gが計上されています)。

今回は600g分(300gを二袋)の赤しそを買ってきたのですが、太い枝を外してあく抜きなどを終えたら、全部で400g弱に減りました。

あく抜き中。

これを3kgの梅に加えるので、賞味13%にも届かない程度(梅は全部で6kg漬けましたが、赤しそを加えて赤梅干しにしたのはその半分、もう半分は白梅干しにします)。600gの赤しそで、20%を下回るくらい…と思っていたけれど、だいぶ減りました。でもよしとします(来年以降の参考にします)。

塩もみ&あく抜き後と、作業前(半分ずつ作業しました)。

それを本日、3kgの梅に足して重石をしなおしました。

これで梅に関しては心残りなく梅雨明けを待つことができそうです。

 

説明をはしょってしまいましたが…。

実は、買ってきた赤しその一袋のほうに、数匹の虫がついていました。どちらも同じように処理したつもりなのですが、見つけたのは片方のみ。

薄暗い早朝の台所しごと、身の毛もよだつとはこのこと。

 

私は野菜を買うときに、虫がついていることをある程度覚悟しています。家庭菜園や、農家の方からのいただきものなら尚更。

自然のものをいただく以上は避けられないことだと思うし、むしろ「無農薬」や「オーガニック」という言葉に惹かれて買い物をすることが多いので、リスクは高まっているはず。

それでも、怖い。

 

でもこれを言うと必ず「虫が食べるくらい安全な野菜ってことだよ」と正論で返されるパターンが多いので、いつも言葉を飲み込むか、独り言で我慢しています。

泣きたい気分のときに正論で返されると余計に辛いから。

 

…あとあと、こんな風に考えてしまう心の弱さに更に落ち込むのですが、「愚痴を言う→正論が返ってくる→傷口が広がる→ストレスが増える」という連鎖を根っこから立ち切ったことで、余計ないさかいは減った気がします。

最初のストレスは、愚痴ではなく他のことで発散!

というのが当たり前にできたら理想的だなと思う日々です。
(今は頑張って頑張ってやっとこなしているところ)

 

そして…私の今年の梅しごと、実はひそかに進展がありました。

先月末に親戚から新たに南高梅をいただける機会があって(近所のお庭での収穫品)、もう一瓶梅酒をつくっていたんです。

一本は数ヶ月で解禁して、もう一本は来年以降に持ち越すためです。長く熟成させ、薬効を高めたいなと。

更には、数日前に梅シロップも解禁済み。

甜菜糖がどんどん溶けて、透明感が増していくのがすごいなあと。毎日軽く振っていただけなのですが、なんだか育てているみたいで。

…そして、もう完食(飲)しました。

ほんの少しだったので、家族と分けて炭酸割で。

昔、母がつくってくれた梅シロップはどこか酸っぱくて私は苦手意識があったのだけど、今年使ったのが完熟梅だからでしょうか?甘さがとてもまろやかでおいしかった。

今年完熟梅を使ったのは状況的に仕方なくという事情だったのですが、来年は計画的に、完熟梅でシロップづくりをしようかなと思っています。

(と言いつつ、二種類つくってしまうかも…)

 

本日の猫。

引き続き、シート下のポンポンが大好き。

えいやえいやと遊ぶ隣から…

手を入れる子が。

気づきました。

ポンポンよりも気になっ手。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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