こんばんは、ヤマネコです。
ちょうど一ヶ月ほど前の防災週間で、もしもの備えを見直しました。
その少し前から、お米のローリングストックをやめようと決めました。
もしもの備え「ローリングストック」
日常的に使っている食品や消耗品で、災害時などにも活かせるアイテムを「少し多めに蓄えておく」。そんなローリングストック法を数年前から取り入れています。
その一つに「お米」があったのですが、今年からそれを廃止しました。
お米の備え
お米のローリングストックを始めた当初、わが家では無洗米を使っていました。
ローリングストック向きの無洗米
無洗米は米とぎの技術が必要なく、誰にでも同じように炊飯を始められるというのが大きなメリットだと思いますが、「備え」としても優秀でした。
- 洗米に使う水が必要なく、節水になる。
- 酸化しやすい糠が取り除かれているため、精白米より長持ち(劣化しにくい)。
総じて、無洗米はもしもの備えに向いているお米だと感じました。
無洗米から再び精白米へ
あるとき思い立って無洗米の購入をやめ、精白米を買う暮らしに戻りました。
- 災害時など、いざとなったら精白米をとがずに炊飯しても問題ないと考えた。
- 無洗米でも軽く洗う(埃や虫混入のチェック)習慣があったので、「とがずに済むお米」のメリットを感じにくくなっていた。
- 結局洗うなら、精白米のほうが安い。
- 無洗米より選択肢が多い(地元の食料品店を見ての判断)。
こういったことが理由です。炊飯時間などは無洗米と変わらなかったので、そのまま「精白米のローリングストック」を続けていました。
精白米から玄米へ
更にその後、圧力鍋を購入したのをきっかけに玄米食を始めました。個人的に玄米を好きだったのも理由ですが、栄養面でのサポートに期待してのこと。
もし災害発生時などに様々な食材が手に入らなくても、玄米食を続けることで健康維持ができるかもしれないと考えたこともあります。
ローリングストック向きではない玄米
ただ、玄米は調理しにくいんです。今は圧力鍋があるから気軽に毎日炊飯できるけれど、通常なら浸水から始めて何時間もかかる。加熱時間も長い(カセットボンベなどを使う場合は燃料の消費も大幅に増える)ため、少なくとも非常食向きではありません。
なんとなく「お米のローリングストック」が習慣化していたため、玄米食を始めてからも熟考せずに多めにストックし続けていたのですが、おそらく災害時に玄米を調理する可能性は低いだろうと、とうとう備えという区分で考えるのをやめることにしました。
ストックが切れるタイミングで追加する。シンプルな方法に戻っています。
それでも運ぶのが大変なためネットで10kg単位の購入。現在は好みの精米度合が選べ、5kg単位で真空パックしてくれるショップの無農薬玄米を選んでいます。
おわりに
実は最近、もう一つ勘違いしていたことに気がつきました。
精白米(普通のお米)より無洗米のほうが割高だと思っていたけれど、実際には「といだ(糠を取り除いた)あとの精白米」と「そのままの無洗米」の質量の差は大きくないそう。単純に考えれば同じ5kgで購入しても、精白米より無洗米のほうが、調理の段階では少しだけ量が多くなります。
その上で洗米のための水道代など加味すると、無洗米のほうが割安になる可能性も考えられました。
今のストックは基本的に玄米だけで、私が白米を買うことはほとんどなくなってしまったのですが、圧力鍋を買う前、無洗米を買っていた頃、もしそれを知ることができていたら、私のお米選びはまた少し違っていたかもしれません。
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