こんばんは、ヤマネコです。
二年ほど前に友人から未使用のスポンジをいただきました。
研磨剤使用のハードタイプで、その用途には注意が必要。
たしか私も以前に諸事情から同じものを購入したことがあるのですが、友人宅では誤って買って出番がなさそうとのこと。それならばと引き取らせてもらったんです。
スポンジとしても掃除に使えるだろうと想像しつつ、このときは、それ以上に工作の材料に使いたいなと考えていました。
工作といっても、はさみやカッターでちょっと切るだけの簡単工程。
まずはカッターで十字に切りこみを入れます。底(不織布部分)まで貫通するような穴ではなくて、スポンジの厚み部分にのみ刃を入れました。
手を離すとほぼ見えなくなるような隠し切れ目。
更に、十字に刃を入れた場所から少し離したところには、新たに平行線のような切れ目を入れました。
この切れ目はスポンジ面の浅い部分だけに入れています。その平行線に沿って、木版画の原板づくりのような感覚でスポンジの表面を削ぎ落としました。
見えにくいのですが、中央の溝の両サイドに十字の切れこみを入れてあります。
この十字の切れ目には、細い筆(持ち手側)を挿せるように。
中央の溝には、その筆を寝かせておけるように。
このスポンジはそんな目的でカットしたものです。
筆収納といえば、以前シリコンの蓋を使ったものをブログに書いていました。実はこのスポンジのほうが作成時期は古いんです。
といってもこのスポンジ筆スタンド(呼称が決まっていません)の主な使用場所は自宅ではなく、庭や出先での写生など、主に外で使うことを前提につくったものでした。
- 使用中の筆に定位置をつくること(転がったり地面に落ちたりするのを防ぐ)
- 持ち運びに便利なこと(軽い上に他の画材の緩衝材にもなる)
- 多用途であること(スポンジ自体を画材などに使える)
などに便利かなと。
とくに私は庭やご近所の花木をスケッチする機会がたびたびあるので、こんな管理アイテムでも活躍しました。ところがこの一年ほどはそういった外出を控えていたためほとんど出番なし。たまに自宅で使うことはあったけれど、本格的に活躍するのは安心して出かけることができるようになってからかなと思っています。
いただいたスポンジは五個入りで、当初から一つは友人の手元に、一つは今回のような工作に、残り三つは自宅で掃除用にと頭の中で割り振っていました。すでに使い終えたものもあるので今後も持て余してしまうことはなさそう。
(工作中、使用中の写真すべてが昨年以前のものです)
ハード面は研磨剤入りで塗装やガラスも傷つけてしまうようなので使用には気をつかいますが、色合いはシックな雰囲気のキッチンにもあいそう。カインズホームのPB商品のようですが、先ほどお値段を確認してみたら「五個入りで78円」というお手頃価格だったので使い道があればとても重宝する思いました。
棒状のものを立てるたりはさんだりするのに、ウレタンタイプのスポンジやシリコン素材はすごく便利。今回は硬めのスポンジだったこともあり、挿したものとのフィット感、そのホールド感がとても高いと感じました。
加工が簡単なのに柔軟性も抜群で、ちょっとしたものの収納に困ったときには、今後も似たような方法を取り入れていきたいと思っています。
本日の猫。
今日は弟猫に絡まれる(?)ことなく、のびのび兄猫。
お互いに嫌いなわけではないと思うのですが、それぞれの時間も大切だよね。
家族ってそういうものだと思います。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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