こんばんは、ヤマネコです。
久しぶりにトイレ収納の全体的な見直しをしました。
最大の理由は、私個人の女性用品がここ数年でがらりと変わったこと。これについては何度も見直しを重ねていたので、収納用品を買い直すような形での変化は控えていたんです。でも自分の年齢や現在の愛用品の快適さなどを理由に、この先の数年間でそこまで大きな変化はないものと想定するようになりました。
こういったアイテムは下着と同じ分類で、堂々と人目にさらしたいものではありません。家族の視界からもできる範囲で隠しておきたい。そういう気持ちからポーチやケースなどに入れるのだけれど、更にそれをどこに置くか? が問題でした。現在のわが家のトイレ収納では、便座に腰を下ろした状態で色々と出し入れするのは少し難しいんです。
これまで選んできた方法は、必要となる一週間ほどの間だけトイレの片隅、床に置く形。
自宅のトイレはこまめに拭き掃除をしていることもあり、そこまで不潔だとは思っていません。それでもちょっと気になっていたのが本音です。でも収めるものが確定してきた今、改めて改善へと動き出すことにしました。
そんな理由で購入したのが、不動技研のスマートワゴン。
サイズなどにいくつか種類があって、三段タイプのやや幅のあるものを選びました。
- 本体は三段(125×450×762Hmm)、狭いスペースを有効利用しやすい仕様。
- 耐荷重は全体で20kgまで。棚によって異なり、上段4kgまで、中段6kgまで、下段10kgまで。
- 色は全体的に白で、隠すようなデザインで黒いキャスターがついている。
- 素材がポリプロピレンで片手で持てるほどに軽く、アルコールでの拭き掃除にも対応。
似たようなものは色々あったのですが、見る角度によっては棚に置いているものが見えないようになっている点がとてもいいなと。
写真で見るとちょっと見にくいけれど、それもある意味では利点。わが家の壁はほとんどが白なので、同化してくれるのは目立ちにくさにつながりそう。棚にカラフルなものを収めたとしても、角度によっては隠れてくれるデザインも気に入りました。
この棚は組立て式。ただ完成品を知っていれば、説明書がなくても、女性や子ども一人でもあっという間に終わってしまいそうな簡単さです。
ネジなどもなく、ブロック遊びのようにただ凹凸を重ねていくだけ。
私の場合も、ものの一分ほどで終わりました。
そしてひとまずトイレへ。
トイレ本体の両サイドに、どちらも無理なく収まりました。
もっと高さや奥行きのあるタイプもあったのですが、そんなにたくさんのものを収納するつもりはないし、むしろちょっと目立たないくらいの小ささでいい。
キャスターがついているので必要なときに少し引いて、用がすんだら引出しのように元の位置まで押しておく。そんな使い方をするようになりました。
キャスターの動きは軽快。ただ使用場所がクッションフロアのため、重いものを収納すると少し動きが悪くなりそう。たとえば洗剤の液体ボトルなどを並べたら動かしにくくなりそうですが、私が求めていた使い方では問題ないようでした。フローリングならとくに気にならない部分だと思います。
三段ある棚については、前後があります。
立ち上がった部分が高くなっている面と、低くなっている面。すべての段が同じ仕様で、向きは好みで選べそうでした。
尚、上の写真は撮影の際にはめこんだ棚が浮いてしまったようで、かみあわせの部分にすきまがあるのは私の押しが甘かったせいです。キャスターでの移動には現状まったく問題ないのですが、仮に上部の棚に手をかけて持ち上げるなどすると外れてしまう心配はありそう。ただ組み立てたものを分解することも可能なので、処分時や収納の大がかりな見直しに際しては利点にもなると思いました。
このスマートワゴンには高さや段数以外に、厚み(奥行)にも種類がありました。一番薄いのが、おそらく10.5cm。今回は設置場所をいくつか想定しながらやや厚みのある12.5cmのものを選びました。
これはトイレ収納に使うことを考えると正解だったかもしれません。
というのも、未使用のトイレットペーパーがうまく収まってくれたから。大巻(300m前後)のロールを愛用していることもあってなのか、一般的なものより少し太いんです。それでも若干の余裕をもった状態できれいに並んでくれました。
また下段と中段にはぎりぎり三つ重ねることもできます。ただし出し入れのしやすさや棚の耐荷重(大巻のトイレットペーパーは一つが重いので)を考えるとロールは二段重ねまでが理想的かもしれません。
元よりわが家では毎日のトイレ掃除にあわせてペーパーの残量確認と交換をしているため、今後もここに収納することはなさそう。それでも多様性を考えるとありがたいサイズ感でした。
個人的にすごく気に入っているのは、棚の底面。
水回りでの使用、つまり水はけを考慮されたような穴は開けられているのですが、メッシュのようにはなっていません。私はこのタイプが好きなんです。拭き掃除や丸洗いをする機会にはより便利さを実感できると思います。
すべての段がこの仕様。実はこの棚の底デザインがこちらを選んだ決め手の一つとなりました。
ポリプロピレン製なので、スチール製のものと比べると強度は落ちます。ただすきま収納用の棚は写真のとおりの形状なので、部屋の中央などに置いて使えば倒れやすくなることは必然。
私はうっかり者なのでトイレのような場所でも引き出した状態で倒す心配があります。その際の周辺の被害について考えると、本体は軽いもののほうが安心でした。収めるものも布製品など軽量のアイテムが主なので十分だと思います。
一つ欠点があるとすれば、棚の高さ変更ができないこと。一段ごとにだいぶ高さがあり、収めるものによってはそれぞれの段の上部に無駄とも思える空間ができてしまいます。
個人的には使わない棚は空っぽにしておくくらいの気持ちなのであまり気にならないけれど、あらゆるすきまを無駄にしたくない、というスタイルに取り入れる場合には工夫が必要かもしれません。
本来そういうときのための収納家具だとも思うので、購入前に使い方、収めるものの検討はじっくりしたほうがよさそうです。
とはいえ私の用途では文句なしの使い心地でした。
このスマートワゴンのお値段は二千円弱。後悔しないようにともっと高価な品(主にスチール製品)とも迷ったのだけれど、思っていたとおりの使い方ができるようになりました。
本日の猫は、スマートワゴンを設置した日の猫。
この角度から見るとキャスターが見えにくくなるのも理想的。
彼が通り抜けるくらいは余裕の開口部になっているはずなのですが、しばし逡巡。
やめました。
本来なら猫がすっぽり隠れてしまうくらいの厚み。さすがに今回その写真は撮れず、残念でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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