こんばんは、ヤマネコです。
今冬、居間にテントを設置しました。
- 過去記事:居間にテント、冬もぽかぽか。
本格的な冬を前にして、寒さ対策の一つとして試してみることに。ほどなくして猫たちのほうも、完全にこの中を自分らの居場所だと認識してくれたようです。
使うのは主に猫たちを想定していますが、ちょっとしたアウトドアには対応できる人間用のサイズ。私自身もたびたびもぐりこんでは猫たちとのんびりすごす時間を楽しんでいました。
そしてもう一つやってみたかったのか、テント泊。リビングに設営したテントの中で一晩すごすことでした。
普段、テントの中はこんな状態。
彼らのベッドなどでごったがえしています。
毎日掃除がてら入るたびにものの位置を整えてみるのだけれど、次に見たときは再びごちゃっとしているのであまり気にしないことにしました。テントが大きく破損したり変形したりしていなければよしとしています。
テント内のベッドの配置は雑多ですが、スペースには余裕があります。人間一人が寝転べるくらいは問題なさそうだし、そのうち本当に、とぼんやり思っていたのを、つい先日とうとう実践しました。
- クッション性のあるミニマット(ベビー用なので私でもはみ出すサイズ)
- 毛布
- ぬるめにした湯たんぽ(カバーなし)
新たに持ちこんだのはこの三つだけ。
普段使われている猫用ベッドの配置をずらし、人間が横になれるようなスペースをつくり、そこにマットを敷き、足元に湯たんぽを置き、あとは寝転がって毛布をかけて眠るだけ。
テント泊といっても今回はリビングで寝るのと大差なく、寝る直前にストーブを止めるため、その時点での室内はぽかぽか。狭いテント内はリビングの室温より更にあったかく、そこから朝にかけて徐々に気温(室温)は下がっていくだろうけれど凍えるほどのことはないはず。
心配だったのはクッション性が十分とは言いにくい寝具で体が痛くなるかもしれないということ。ただ、どうしてもやってみたくて挑戦しました。
こういうとき準備万端にするよりも、ありもので強行突破をしてしまうのが私。でもマットに横になりながら「防災訓練だと思えば」という気持ちにもなり、そう考えるとちょうどよい機会。とはいえ明日は体がギシギシいうかもしれない、と覚悟して眠りにつきました。
思い立って突発的に始めたことでしたが、思いのほかよかったです。
朝になって目が覚めたとき、周囲の猫たちのベッドは完全に空っぽになっていました。そしてテントの中にいたほとんどの子が私に寄り添った状態でぐっすり。毛布の中にいる子も、外にいる子も、私の体にぴったり。毛布一枚だと朝方は寒いかもしれない? という心配もしていたはずが、どうりで暖かいはずです。
実をいえば寝袋という選択肢もあったのですが、猫がもぐりこむときのことを考えて毛布を選びました。完全に期待どおりだったので、もうそれだけで幸せで。
一番心配していた体の痛みは、予想に反してまったくなし。これは寝具などの性能というより、細々と続けている筋トレの成果かもしれません。体づくりはやっぱり重要なのだなと実感しつつ、また試してみようと思いました。
肉体的なつらさがないのであれば、いっそのこと冬の間は続けてしまってもよさそう。それを断念したのは、ほとんどの猫が私にくっついて眠る中、いつもは唯一同衾している弟猫が離れた場所で丸くなっていたからです。
ひどく仲が悪いわけではないのですが、なかなか他の猫たちと寄り添って眠ることのできない弟猫。かろうじてテントの中にはいたけれど、やはりすぐに距離を詰めることはできないようでした。
防災訓練として考えるなら、同様のテント泊を毎日続け、兄弟猫全員で眠る環境に慣れてもらうべきかもしれません。ただ出入り自由のテント内に、朝までずっといてくれたことだけでも弟猫にとっては大きな成長。そう考えて今は無理させずに甘やかすことにします。
突発的に始めたにしては、思いのほか快適だったリビングテント泊。体に負担をかけない工夫(筋トレの継続も含む)は必要ですが、意外なほどストレスなく朝を迎えることができました。
毎日継続するには至らずとも、また機会をつくって挑戦したいと思います。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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