こんばんは、ヤマネコです。
先日ご報告した手帳や、年末年始のハンドメイドの道具として新しいスタンプを買いました。
それがシャチハタの、ページナンバースタンプ。
あらかじめ横並びにセットされた状態の、数字スタンプです。
手帳づくりにページナンバースタンプ
この秋から、海外生まれの手帳「バレットジャーナル」を始めました。
そのバレットジャーナルの数少ないルールの一つに、「全ページに通し番号をふる」という作業があります。手書きでも構わないのですが、私はスタンプを使うことに。
もともと組み合わせて使う数字スタンプは持っているものの、以前から気になっていたナンバリングスタンプがあったので、この機会に手に入れました。
(結果的に、こちらの木製スタンプは手放す予定です)
ナンバリングスタンプのメリット
こういうデザインであれば一の位と十の位がズレてしまうこともないし、このスタンプはインクもセットされているので、別途「インク台」を用意する必要がありません。
何より、自動的に数字が「カウントアップ」されるんです。
(他社製品など、自動カウントアップされない製品も多いです)
がしゃんと押すたびに、カウントアップ。
通し番号を押すなら、ぜひともこういう自動でくり上がるタイプのスタンプを使いたいと思っていました。
注意:三桁目は手作業であわせる
ただしこの自動カウントアップは二桁のみ。
一の位と、十の位だけです。
「99」の次は「00」になってしまうので、「100」にしたければ三桁目(百の位)は手動であわせる必要があります。
百の位は自動的に動かない代わり(?)に、「P(ページ)」や「空欄(二桁だけで押す場合)」を選ぶことも可能。
印字ベルトを見る限り「699」までしか押印できないようですが、私は300を超えて使うことすら滅多にないだろうと思い、こちらを選びました。
使いはじめのセッティング
いざ、セッティングから。
購入時のインクパッドはまっさらな状態なので、自分でインクを補充して使い始めます。
黒いインクが付属しています。
実は今回、対応している「薄墨」というインクを別途購入しました。通し番号をふるのに、黒だと少し印象が強すぎるかなと感じたためです。
対応インクは赤や青など何色かあるのですが、私はモノトーンを希望。薄墨なら、もし薄すぎても黒インクに戻せるかな?という淡い期待もありました。
1. インクの補充
インクの補充時は、透明スライドと呼ばれる部分(下半分の黒っぽく見えるところ)を、本体に押しこみます。
ぐっと押すと、ここで固定されました。
それからインクパッドを取り外し…
ここにインクを垂らしていきます。
まずは十滴程度。
事前にネット情報を見ていなければパッドにたっぷりインクを染みこませていた気がしますが、最初は少なめにしました。
私(画像)はちょっと失敗してしまったのですが、本当はその十滴を均等に行きわたらせておくほうが、印字のかすれ(とくに周囲)が少なくなるようです。
あとは本体に挿しこむだけ。
このインクパッドがあることで、いわゆる「シャチハタ」、インク浸透式(別途インク台が必要ないスタンプ)として使えるようになります。
2. 数字をあわせる
インクの補充と前後して、数字を合わせます。
本体の左右にあるグレーのつまみ(ダイヤル)を回して、「押したい数字の一つ前」にあわせました。
ページ番号などで「01」から始めたい場合は「00」にしておきます。
「00」から始めたい場合は「99」。
「10」から始めたい場合は「09」。
「100」から始めたい場合は「199」。百の位は手動だからです。
三桁目をあわせるとき
- 一桁目は、一桁目側のダイヤルを回す。
- 二桁目(真ん中)は、逆サイドのダイヤルを回す。
- 三桁目は、二桁目と同じダイヤルを「引っ張ってから」回す。
三桁目をあわせるときだけ、このつまみを引っ張り出します。
3. 透明スライドを戻す
ダイヤルの上(画像では下)にあるU字のロックボタンを押すと、透明スライドが元の位置に戻ります。
ガシャン!と。
かなり勢いよく戻るので、私は透明スライドの部分を手で押さえながら行うことにしました。
4. スタンプする
セッティングは完了。そしていよいよ印字します。
透明スライドを戻す前に、「00」にセットしたので…
「01」とスタンプされました。成功です。
ちなみにこのスタンプ、パッと見「上下」がわかりにくいのですが、私は右手で押すときに、U字型のボタンが「親指にふれる状態(U字ボタンは常に左側にある状態)」で押す、と覚えました。シールなどを貼って予防策をとっておくと安心かもしれません。
慣れない手間が少しかかりましたが、その工程も私は楽しかったです。
色々な用途で試してみる
最初は手帳づくりだけをイメージしていましたが、何度かポンポンと押しているうちに、もっと色々な用途に使えそうだと想いがふくらみました。
ページの通し番号ふり
まずは手帳のページナンバーから。
ここで少し注意が必要なのは、実際の数字はプラスチックの枠よりだいぶ内側に押されることと、二桁で押すときは左側(百の位の場所)に空白ができるので、それを加味する必要があること。
これを考えながら、本体の枠が少しはみ出すように配置。
何度か押してみて(写真はスタンプ練習用に使ったノートです)、少しずつコツをつかめるようになりました。
通し番号に関しては頻繁に押すものではないのですが、さほど難しくはなさそうです。
カレンダーづくり
このスタンプ、同じ手帳の「マンスリーログ」などのページでも使えそうだなと思ったのですが、思い立って始めたのがカレンダーづくり。
きれいに整列させるには練習が必要。でも楽しい。
カレンダーを飾る習慣がないのですが、無駄に大量生産してしまいそうです。
アドベントカレンダーづくり
カレンダーと同じことではありますが、この季節ならアドベントカレンダーも。
手書きでもいいし、プリントアウトでもいい数字。でも気軽にポンポンと押せて、数字の間違いもない、というのは作業効率アップでもあるし、とにかく楽しいです。
もう楽しくて楽しくて…ボキャブラリーが貧困になります。
おわりに
手帳づくりにはぜったいに便利。
でも実際の出番は少ないだろうな…と思っていたこのスタンプ。
最近は、毎日「ナンバリングするものはないか…」とさまよってしまうくらい楽しい。使い方次第では、収納やストック管理にも活かせそう。
気がかりだった「薄墨」のインクは、「黒」と比べたわけではないけれど、私としてはちょうどよい色合いでした。
紙によっては若干裏抜けするのが残念。
でもそれも味かなと感じてしまうあたり、すっかり心酔しています。
本当は「マックス」や「プラス」のデザイン(武骨でアンティークな感じ)に惹かれ、すごく迷ったのだけれど…
数字のサイズなどを比較しながら色々な用途を想像した結果、こちらにしました。それはそれでよい選択だったと思います。
年末年始、まだまだ出番がありそうです。
本日の猫。
写ってる?
写ってるのかな?
あなたは写ってますよ。
(数字は見えなくなったけど…)
撮影と練習に使ったノートの幅は、彼の腕のサイズくらいです。ご参考までに。
(A5のノートに対し、数字はやや大きめかもしれません)
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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