こんばんは、ヤマネコです。
粘着テープの端を折り返す、という習慣があります。
切り口を折り返すことで、端っこのがたつきを隠し「粘着しない部分」をつくる一手間。
こうしておけば次に使うときもはがしやすくなるし、家族で共有している場合は他の使用者にも親切かなと。
使用頻度が高ければ市販のディスペンサーを取り入れてもいいけれど、年間で一巻きも使い切れないような梱包用テープなどはそこまでしなくてもよさそう。手で切れるタイプなら尚更でした。
梱包用よりは使用頻度が高いマスキングテープでも、できるだけコンパクトに収納管理したいという理由からディスペンサーを使わない選択をすることがあります。これはこれで便利。
もとはおそらく母の習慣でした。いつからともなく見よう見まねで取り入れて、今や裸状態で保管しているテープというテープ、すべての端っこを無意識のうちに折り返してしまいます。
もう一つ、宅配や郵便を「送る機会」が増えてから始めたことがあります。
これはわが家に届いたほうの郵便物なのですが、封緘に使われている粘着テープの端が折り返してありました。
私も自分が発送(梱包)者のときは、同じような形でテープの端に折り返しをつくるようにしています。
猫用品の調達にと高頻度で通販を利用するようになり、色々なお店からの荷物を受け取る暮らしが十年以上続いています。そんな中で、稀にこうして粘着テープの端が折り返されている荷物がありました。封筒だけでなく、ダンボールの場合でも同じように。
初めて見たときは何事かと思ったのですが、注文者(私)に対する「開梱時への配慮」だと気づいたときには感激しました。以来、自分でも荷物を梱包する機会があれば同じ一手間を取り入れています。
といっても当時は私から荷物を送る機会はあまりなかったので、一番活躍したのは引越しの荷造りをしたとき。梱包だけでなく開梱するのも自分でしたが、それはそれで楽ができました。
そしてここ数年、宅配を通した不用品の買取りサービスや寄付をするようになったことで、この一手間を活かせる場が増えています。
- 過去記事:古着の買取り、2社の査定額。
- 過去記事:古書の買取り、「リコマース」を初利用。
気がかりだったのは、この荷物(郵便物)を配達する人たちに迷惑をかけていないかな、というところ。規定サイズ外の余計な出っ張りをつくっているわけなので。
改めて自分が発送をお願いするときに郵便局の窓口や宅配業者さん(数社の現場スタッフさん)に質問したのですが、「邪魔にならない(引っかからない)程度の折り返しなら問題ない」と言っていただけました。
それでも立ち上がる部分はできるだけ最小限にとどめ、軽く手で押さえフラットにしておくのがいいのかなとは思っています。
丁寧な検品や厳重な梱包もありがたいけれど、それに加えて「開けやすく」の配慮は、私が受け取る立場ならとてもうれしいことでした。とくに最近、自分の爪や指をもっといたわってあげたいと思うようになってからは尚のこと。
日頃「受け取る側」になることが圧倒的に多いので、その中での学びを「送る側」になったときに活かしていけたらと思っています。
数日前の猫。
本棚として使っていたスチールラックの上段部分を猫スペースとして開放し、ベッドを置いたのですが……
場所によっては座った状態だと頭がぶつかるらしく、この表情です。うらめしや。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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