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30分でつくるお月見団子と、雨の十五夜。

こんばんは、ヤマネコです。

十五夜ですが、私が住む地域は雲がすっきりとは晴れてくれないようです。それでもお月見団子をつくりました。

お月見団子

十五夜になると、月に供えるお団子。平安時代から続く風習のようで、日本の収穫(感謝)祭の一つでしょうか。

本日、暦の上では十五夜ですが、月齢は満月ではありません。二日後にその満月を迎えるので、お団子も日程をずらそうかな…と思ったのですが、今日も雲の上に月はあるのだし、つくることにしました。

豆腐を使ってお月見団子

本当は上新粉で…と思っていたのですが、スタートが遅くなってしまったので、蒸さずに済む白玉粉、それから翌日も美味しく食べられるように絹ごし豆腐を使いました。

上新粉も茹で団子にできますが、ちょっと食感が変わるかなと。私は上新粉は蒸し団子、白玉粉は茹で団子という感覚で使い分けています。

材料

  • 白玉粉…150~180g
  • 絹ごし豆腐…250g(水で代用可能)
  • 熱湯…鍋一杯
  • 氷水…ボウル一杯

※豆腐でなく水を使う場合は、白玉粉のパッケージ書かれているとおりの分量で。

ちょうど美味しいお豆腐をいただいたので、それを使いました。水でこねても大丈夫。水を使う場合は硬くなりやすいので、早めに食べるか冷凍保存がオススメです。

ちなみに「お豆腐一丁」というのは地域によって重さが変わり、私のイメージでは350gくらいでした。沖縄だと一丁=1kgになるそうなので、お豆腐を使ったレシピの場合はグラム表記を確認したほうが良いと思います。

つくり方

  1. 白玉粉と豆腐を混ぜ、こねていく(まとまるまで)。
  2. 好きなサイズに小分けして、丸めて濡れ布巾の上に並べる。
  3. 鍋一杯に熱湯を用意する。
  4. ボウルに氷水を用意する。
  5. 丸めた団子を熱湯に投入。
  6. 浮いて来たら2~3分で引き上げ、氷水へ。

私は(毎回懲りずに)2の工程を飛ばして、丸めながら鍋に投入。手際よくやらないとどれが一定時間ゆで上がったのかが分からなくなるので、先に丸めておくのが得策かなと。

あとは小豆餡、きなこ、ごま、みたらし餡などを絡めて。生地自体には味付けをしていないので、味噌汁や野菜スープに加えても美味しいと思います。

ちなみに冒頭の写真、団子の奥の小皿に載っている黄色いものは、以前作って冷凍しておいた芋栗餡です。

わが家のお供えの仕方

よく、ピラミッド型に積み重ねているのは、見栄えの問題だけだと思っていたのですが…

団子の先端が「霊界」に通じると考えられてきたから
お月見団子はどうして?/JAグループ福岡より

感謝をお伝えしたい…という気持ちを込めながら重ねるようです。

段に使うお団子の数に関しては、近年だと15個が一般的なようですが、わが家ではごらんのとおり4個の小さなお供え物となりました。ごめんなさい。

できることだけの季節行事

さっき窓の外を覗いたら、ゆっくり動く雲の隙間から満月にほど近い月の光を目にすることができました。

お団子は買ってきてもよかったのですが、自宅に材料があったのでそれを使うことができました。もっと言えば、空(出ていれば月)を見上げるだけでも、「月が出るかな」と天気を気にするだけでも、昔の自分と比べたらすごい進歩です。以前は十五夜に何かするどころか、滅多に思い出すことすらなかったから。

今後も、季節行事を完璧にこなすこと…ではなく、ほんのすこしでいいから季節感や意識を持って過ごすことを楽しみたいと思っています。

 

本日の猫。

連日、ちょっと頑張って床掃除をしています。

拭く先々で、即座にゴローン。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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