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湯シャンをやめて、もうじき一年。

こんばんは、ヤマネコです。

昨年、夏の訪れとともに、しばらく続けていた湯シャンをやめました。

湯シャンというのは、シャンプー剤を使わずに、お湯だけで行う洗髪方法。私が初めてそれを知ったときは「湯シャンなんて無謀」とも思いましたが、推奨する皮膚科の先生がいらしたり、色々な方のレポートや書籍を読んでいるうちに興味をひかれ、自分でも取り入れるようになりました。

 

私自身は、何度か失敗しつつも心地よく洗える方法を見出すことができたため、しばらくは日常的に続けていたのですが、一年ほど前に一旦休止。

以前の石けんシャンプーに戻り、その後、本格的な湯シャンへの再開を果たす機会がありませんでした。

 

理由の一つは、季節によって続けるのが難しい長さと髪質(体質)であること。

太めで硬い髪質は、髪だけでなく「頭皮」を洗うのが難しいと感じます。更に腰より長く伸びた髪は年々質量を増し、難易度は右肩上がり。その量と長さに加えて体温が高めなのも関係するのか、暑い季節はどうしても蒸れが気になるようになっていました。

 

当初は夏だけ休む方法で乗り切りましたが、もう一つの悩みは、時間がかかること。

昨年は「涼しい夏から暑い初秋」という不思議な季節感で、湯シャンの休止と再開のタイミングにも悩みました。そんな中で猫たちに向き合う時間も増え、ゆっくり入浴している場合じゃないと感じるようにもなりました。

年末から今年にかけては、なおさら。

湯シャンはシャンプーの泡に頼らないぶん、お湯でじっくり頭皮を洗う必要があり、時間がかかるもの。時短湯シャンに関しては私なりに試行錯誤していたけれど、新たに「入浴時間を減らすこと」を前提に考え始めた結果、再開の目途が立たないまま今年も立夏がすぎました。

 

今の私は、シャンプーを使わないことにこだわるより、それどころか、ゆっくりお風呂につかることより、猫のために自由に動ける時間を持つことのほうが大切。

お湯の中で身体を伸ばし、疲れをほぐすよりも、何もできなくても猫のとなりで正座しているほうが、よほど落ち着くからです。

これはその時々でバランスの見直しが必要なことだと思うけれど、今の私にとっては、湯シャン再開の優先順位はかなり低くなっていることに気がつきました。当分「お風呂に時間を割きたい」という考えは持たないだろうなと。

冬の間、洗髪のたびに「湯シャン、どうしよう」と悩み続けていて今更ですが、ここで一旦考えること自体をやめます。

 

出戻りで続けているのは石けんシャンプーで、それはそれでシンプルケア。

また湯シャンに挑みたくなる日がくるかもしれないけれど、今はおしまい。「一度は成功した」「続けることができた」というよい経験だけ、色濃く記憶に残しておきます。

 

湯シャンはやめても大切にしたい、シンプルケアのテーマ。

シンプル・ミニマルライフの美容と健康

 

本日の猫。

気温変化にぐったりしたのか、ラグからはみ出した子。

そんな彼に、なぜかくっつきたがる子。

根負けして毛づくろいしてもらうことに成功したようです。がぶがぶ。

あまりのかぶりつき具合に、目つぶしはやめてあげて…!とハラハラしたけれど、意外と気持ちがよさそうでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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