こんばんは、ヤマネコです。
タイトルの「○○」というのは特定の言葉を入れたいわけではなくて、「不使用食品」という表現のほうを注意したい、と考えるようになりました。
少し前、家族が出先でもらってきてくれた炭酸飲料が「砂糖不使用」と書かれたものでした。その飲み物が悪いものと断定するわけではないし、実際、私自身がおいしくいただきました。
ただそれを飲みながら、最近は「砂糖不使用」の食品に自分から手を出すことが減っているな、と思ったんです。
砂糖不使用といえば、私の中ではゼロカロリー飲料。初めて意識して飲んだのはおそらく思春期の頃で、例にもれずダイエットが気になっていた時分でした。これだけ甘いのに砂糖なし、カロリーゼロだなんて! と感激したのを覚えています。
でも最近は少し踏みとどまって考えてしまう。「これだけ甘い」ということは、「砂糖以外の何か」が入っているということ。表に大きく記された情報だけでなく、もう少しその裏側を知りたくなります。
ストレート果汁100%のジュースで果物本来の甘さということであれば納得できるし、個人的には大歓迎なのだけれど、原材料の表記を見て人工甘味料の名前が並んでいると、砂糖とどちらがいいのかな? というのが気になって仕方がありません。
砂糖には砂糖のメリットがあるし、デメリットもある。人工甘味料も同じことだと思います。
「不使用」や「(特定の材料の)無添加」という言葉自体には、本来とくに「悪いもの」を取り除いているという意味合いはないはず。でもいつの間にか自分の中に思いこみが生まれ、それにあやつられ、こうして掲げられた成分については入っていないほうがより安心安全なものと錯覚するようになっていました。
以前、シュレッドチーズ(細切れチーズ)の「セルロース無添加」についてふれたときにも似たようなことを考えていたのですが、改めてそういった表現に惑わされないようにしたいなと。
たとえばベジタリアンになるとか、砂糖断ちをするとか、猫とシェアする煮干しを塩無添加にするとか。
目的を持って「避ける道」を選ぶ場合は別として、私が気をつけたいのはどんな食品であっても摂りすぎないこと。特定のものに偏らないこと。わが家の食卓には中食や加工食品が並ぶこともあるので、常に満点の食事を摂っているわけではないけれど、だからこそ大事なのがバランス。
何かを選ぶときは少しだけ立ち止まり、考えて、言葉の持つ印象だけにふりまわされないように気をつけていきます。
本日の猫。
せわしなく作業を進める中で、ふと視線を感じたような気がして、顔を上げたら目があってしまいました。
……いつも見守っていてくれて、ありがとう。
(あとでちょっとだけ煮干しをあげよう)
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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