こんばんは、ヤマネコです。
六年近く愛用していた菜箸を、昨秋、新しくしていました。
旧愛用品は無印良品、新しく選んだのはニトリのものです。余談ですがモチモチクッションを買いに行ったときに手に入れました。
私が新しい菜箸に求めた条件は三つ。
- シリコン一体型素材であること。
- 白黒系単色であること(ポップカラーなどは避けたい)。
- できれば今後も同じものを買い足せること。
新しくしたいと思いながら一年以上探し、いくつか選択肢を並べた中で、試すことにしたのはニトリのもの(以下、ニトリ菜箸)。
2012年から使っていたのは無印良品の菜箸(以下、無印菜箸)で、ずっと前に販売終了になってしまいました。もし同一商品や後継品があったら候補にしていただろうなと思うととても残念。
ただ、ニトリ菜箸も印象は大きく変わらず、且つ無印菜箸の不満も解消してくれました。
無印菜箸の不満というのは、「シリコン一体型ではなかった」こと。
シリコン製だったのは先端だけ。持ち手部分は異素材で、つまり「継ぎ目」があったんです。
継ぎ目があると経年劣化などで水や汚れが入りこむ可能性があります。過去に愛用していた白系のツールがまさにそれで、どんどん継ぎ目が汚れていきました。
無印良品の菜箸は色が黒いため、汚れの存在があっても気づきにくいと思います。それを承知で使い続けていたのですが、実は持ち手側(シリコンではない部分)の素材が色褪せてきたのも気になっていました。
色々試しても落ちないので汚れではなく、たぶん色褪せだと思うのです。熱に晒されたり(といっても先端ほどではないはずですが)、食洗機で洗っていたせいかもしれません。日に日に「真っ黒」ではなくなっていく。
だから次に購入するときは、シリコン一体型(継ぎ目なし、全体的にシリコンで覆われているもの)にしたいと決めていました。
それから、これはあまり気にしたことはなかったけれど、ニトリ菜箸にはひもを通す穴がありません。
本当にひもを通してつるしたり、ペアにしておきたい人にとっては便利だろう穴ですが、そういう使い方をしない私はこれを邪魔者扱いしていました。というのも、洗ったときにここに水が入ってしまうから。
菜箸をはじめとするツールは引出しの中に収納しているので、乾いていないものをそのまましまいたくないのです。でもこの穴に入ったわずかな水には気づかず、そのまま引出しの中に収めてしまうことが何度かありました。これが不衛生だなと。
そう考えるとひも通しの穴がない点は、私にとってメリットでした。
ただ、デメリットもありました。
店頭でパッケージを持ったときから気づいていましたが、ちょっと重くなりました。
無印菜箸は、30g。
ニトリ菜箸は、54g。
シリコン製の菜箸って、他の素材のものと比較すると総じてずっしりしているのですが、中でもこれは重量級。
ただこの重さは、全体的にシリコンで覆われているためだと思います。そもそもかつての無印菜箸が「一体型ではなかった」のは、少しでも軽量化させるためだったんじゃないかなと。
シリコン製の重さは仕方がないと思えるほど、それ以外のメリットが大きいので、私は許容範囲だと考えています。
デメリットの二つ目は、少し太くなったこと。
これも店頭でなんとなく感じていたのですが、並べてみるとほんのわずか、ニトリ菜箸のほうが太め。持ち手側だけではなく先端も太めなので、これには慣れるまで少し時間がかかりました。
重さと太さ、些細なようで意外と大きい問題です。おそらく握力の弱い方や手の小さい方には、高めのハードルになるんじゃないかと。
三ヶ月以上、ほぼ毎日使い続けたら気にならなくなってしまったけれど、鈍感な私ですら最初は違和感があったので、もし誰かにすすめるときには「ちょっとだけ覚悟して」と脅してしまいそうです。
ただお値段はさすがで、一膳380円(+税)。2012年の購入当時、無印良品の菜箸は800円だったのでだいぶお得感があります。
耐熱温度も260度までOKなので、凝った料理どころか自宅で揚げ物をしない私には十分な性能でした。
他のキッチンツールも大半を白黒で揃えているのですが、ニトリ菜箸の黒も違和感なく仲間入り。今はもう使い勝手にも不満はなく、私にとってはよい買い物でした。
また一年以上見守った結果、すぐに商品が入れ替わることもなさそうかなと。100円ショップ(とくにうちの近隣のお店)を避けた理由もそれでした。ニトリであれば、まだしばらくは同じものを買い足せそうだと期待しています。
とはいえ最初から2セット買って様子を見ており、今のところ不足は感じていないため、すぐに買い足し検討をすることはなさそう。となると、またいつか買いなおすとき、ニトリで同じもの(あるいは後継品)が買えるといいなと願うばかりです。
今回購入したニトリ菜箸は長さ30cm、商品名には「ダイ(大)」と記載があります。
実は同シリーズに長さ24cmの「ショウ(小)」というサイズもあって、短いぶん少し軽めになっています。多くの女性にはこちらのほうが扱いやすいかもしれません。
ちなみにサイト上ではダイの重さが70gとの表記ですが、実際に計量してみると(前述)パッケージこみの重さなのかな?と思いました。
- 強度的に、コスパはよいと思う。
- 重さ・太さが少し独特なので、使い勝手は要確認。
- 「ダイ」と「ショウ」のサイズ違いがあり、女性には「ショウ」のほうが使いやすいかもしれない。
いずれにしても、また数年間はおつきあいできそうな菜箸を手に入れることができたと思います。
本日の猫。
窓辺にて。すっかり気に入ったらしいメトロノームを追ってきたのですが、動かない(まだ自分では動かせない)と気づくやいなや……
子猫の好奇心はパッと他へ移ります。
いや、もう子猫の長さじゃなくなっている。
やんちゃさは子猫だなあと思うのですが、ほんとに長く……もとい、大きく成長しています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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