要注意、ほうろう鍋と酸素系漂白剤。

こんばんは、ヤマネコです。

最近は回数が減っていますが、琺瑯鍋を使ってタオルなどの「煮洗い」をしています。

主に重曹を使っていますが、頑固な汚れの場合は酸素系漂白剤の出番。塩素系と違ってニオイや刺激も少なく、ものによっては色柄物との相性もよいので、わが家で漂白剤といえば、基本は酸素系です。

 

長年うつわとして愛用しているのは、猫の絵柄つき琺瑯鍋。

昔キャットフードメーカーのプレゼント企画(ポイントを集めての全プレ)でいただいたものですが、IH対応の富士ホーロー製と高品質。とても便利なサイズの深鍋で、わが家では煮洗いや浸けおき用にと活躍してきました。

ところが、とうとうこの鍋に「さび」を発生させてしまったんです。

この茶色い点々がそのさび。まさかの、鍋底からの劣化でした。
(たわしを置いたのは写真のピントをあわせるためです)

 

この鍋で扱っていたのは、タオルやふきんばかり。限定させた用途で一度も焦がしたことのない琺瑯鍋が、底からさびるなんて考えたこともありませんでした。

でもこうなってから思い返すと、劣化の理由にいくつかの心当たりはあります。

そもそも煮洗いや浸けおきに琺瑯鍋(琺瑯素材のうつわ)を使う、というのは割と普及した方法になっているものの、多くの琺瑯製品において、たとえ「酸素系」であっても漂白剤の使用は非推奨のようなのです。

 

琺瑯鍋に酸素系漂白剤を使い続けると、徐々につやを失い始めます。これは釉(表面の加工)がはげてしまうため。これがはげると焦げつきやすくなったり、調理した食材の色が鍋に移ってしまったりと、琺瑯の使いやすさを少しずつむしばんでいきます。つやもなくなり、見た目も変化する。

残念ながら、こうなると(少なくとも素人には)元には戻せません。

おそらく漂白剤の濃度や使用時間にもよるけれど、私は浸けおきのまま一晩放置することはざらでした。しかもそんな使い方を八年以上も続けてしまった。

実はすでに数年前から釉の劣化(表面の質感や感触の変化)は感じていて、使用後は鍋をしっかり乾燥させるよう気をつけていたのですが、とうとう、うっかり、やってしまいました。たぶん水滴を見逃したまま蓋をしてしまったのだと思います。

また漂白のあとは中和のためにクエン酸を追加しているのですが、もしかしたらそれも原因の一つ(中和が不完全だったり、溶け残りがあったり)になってしまったのかもしれません。

 

琺瑯製品が「酸やアルカリに強い」というのはたしか。でもその使い方によっては劣化につながることを実感しました。

今回のさびはまだ小さな点で、これを落とすことは可能かも。
ただ、今後の「漂白」作業については悩み中です。

できることならもう少し同じ用途(煮洗い用)で使い続けたいと思うのだけれど、同時に漂白を続ければ鍋は更に傷んでしまうはず。

それなら、と近い将来に鍋を買い替えるつもりで割り切って使うか、寿命を延ばすために対策を考える(煮洗い用とは別に漂白用の容器を用意する、など)かで、悩む。仮に割り切って使うとして、次に選ぶ鍋の素材については早々に考え始めなければなりません。

 

うちは一時期の煮洗いや漂白の頻度が高すぎてこんなトラブルになってしまったのかなと。

  • 琺瑯鍋に使うアルカリ性薬剤は「重曹(pH8.2)」までが理想的。それ以上はリスクのある自己責任。
  • 酸素系であっても漂白剤の多用は琺瑯の表面加工を傷め(つやを失わせ)、その後さびや劣化に及ぶ可能性もある。

もともと私なりに「自己責任」とは思っていたけれど、どこかで「きっと大丈夫だろう」と軽視する気持ちもありました。そう考えると自業自得で、手元の琺瑯鍋に対してはとても申し訳ない気持ちです。

そして琺瑯鍋は本当に大好きだけれど、次の煮洗い用の鍋には別の素材を選ぶつもりで少しずつ探し始めました。

 

本日の猫。

本日はキャットステップの途中からお送りします。

「ここにいると簡単には捕まらないからね!」
(「コラッ」と言われたらとりあえずここに走る、いたずら後の逃走場所です)

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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