こんばんは、ヤマネコです。
数年前から、毎日ラジオ体操や簡単な筋トレをするのが日課になりました。
初心者である私が取り入れているのはハードルの低いことばかり。内容もそうですが、ワンセットが長くても15分くらいなので毎日の継続もさほど苦痛ではありません。取り入れていることは少しずつ変わってきているし休んでしまう日もあるけれど、完全にやめてしまうことはせずに何年も続いています。
そうして続けていることの一つがヨガなのですが、それも簡単なポーズだけ。でもほぼ毎日欠かさないのが「猫のポーズ」でした。
(こちらの写真は無関係の弟猫のポーズ)
簡単にいえば四つん這いの状態で背筋や関節を伸ばしたり縮めたりするような動き。その様子はまさに伸びをする猫がポーズで、私としては取り入れやすさ以上に「猫とおそろい」という仲間気分で楽しんでいます。
もともと運動音痴な私が自宅のリビングでどたばたと行っていることに対し、最初の頃は猫たちの反応も「何を始めたんだ?」といぶかしげなものでした。遠目に眺めながらも、これ以上は近づくまいという雰囲気。私自身もバランスを崩して猫たちに被害が及ぶことは避けたかったので、それをありがたいと思っていました。
ただ私が年月とともに運動に慣れていくのと同様に、猫たちもじわじわと距離を詰めて来たんです。今ではラジオ体操をする私の足元(場合によっては股下)を、避けようともせずに通過していくような有様。ラジオ体操なのでジャンプすることもあるのにお構いなしです。私のほうが気づかいながら動くしかありません。
それにも慣れてはきているけれど、最近戸惑ってしまうのが、猫のポーズを始めようと四つん這いになった途端に、私の体の下に弟猫がもぐりこんでくること。
私はリビングのカーペットタイルの上にバスタオルを敷いて運動しているのですが、そのタオルの感触を弟猫はとても気に入っているようで、隙あらばその上で寝たがるんです。それは私の運動中も変わらず。
当初は私の下をすり抜けて行ったり周囲をうろうろしたりしながら「タオルをよこせ」といわんばかりの行動をとるだけだったのですが、最近では完全にヨガ中の私の下で寝そべるようになってしまいました。
ぜったいにバランスを崩してはいけないヨガの時間に。
これはある意味信頼を寄せてくれているのだと思うんです。踏まれないと確信してくれているから、弟猫はそこで落ち着けてしまうのだろうなと。
結局のところ、そんな状況になってきてから少し腕の筋肉がついたように思います。最初はちょっと太くなったような気がしたのですが、たるみが減ったというか、二の腕が引き締まったようにも感じられてうれしくもなりました。
弟猫をつぶしてはいけないという本能(?)から良い負荷がかかったともいえるので、彼は私の運動に貢献してくれたことに。
できればもう少し私に対しても危機感を持ってくれてもいい(足元をうろつかれたら踏んだり蹴ったりしてしまう可能性だってありえる……)と思うこともあるのですが、お互いの存在がストレスになることなく暮らしていけるなら、やはり嬉しくなってしまいます。私自身にも彼らにけがをさせたら怖いという不安があるけれど、そのためにずっと距離をおきたいと思うわけではないから。
それでも不安は残るけれど、毎日のヨガも猫といっしょに続けていけたらと思っています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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