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初夏の味噌仕込み、初ひよこ。

こんばんは、ヤマネコです。

5月も終わりに近づいていますが、味噌を仕込みました。

 

味噌仕込みといえば、年明け、大寒のころを意識する季節しごと。材料調達や作業自体は難しくないので通年いつでもできるのですが、寒い時期に仕込むとひときわおいしく仕上がる、と聞けば、先人の知恵に倣いたいなと思っていたんです。

ただ今年は諸事情から機を逃し、味噌仕込みはお休みすることに。

そう決めていたはずが、今月末はほんの少し時間的に余裕を感じられ、味噌仕込みへの熱意がむくむくとわいてきました。夏を体感する季節に突入はしているものの、一時的にでも厳しい暑さはやわらいでいるし、悶々と悩み続けるよりはと行動へと移すことに。

 

そんなわけで味噌を仕込みました。

今回は、はじめてのひよこ豆で。

味噌の材料として一般的なのは大豆。わが家でもずっとそうしてきたのですが、数年前にネット情報からひよこ豆でも味噌が仕込めることを知り、挑戦したいと思っていたんです。

レシピはいつもお世話になっているマルカワみそ公式サイトを参考にさせていただきました。

  • ひよこ豆で作る手づくり味噌の作り方 – 越前有機味噌蔵 マルカワみそ

 

ひよこ豆(500g)はいつもどおりに一晩浸水させておいたものを、圧力鍋で水煮にしました。

高圧で5分ほど加圧して、自然減圧。

その間に、塩450gと麹500g(レシピでは白米麹ですが、今回は玄米麹を使用)を混ぜて、塩きり麹を準備しておきます。他の家事と同時進行で減圧を待っていたので、ここまでで30分ほどかかりました。

煮あがったひよこ豆が簡単に指でつぶせるくらいであることを確認し、全体をペースト状になるまでつぶしたら、そこに塩きり麹を投入。しっかり混ぜて、団子状にしました。

これを保存容器の中に詰め込んでいくのですが、今回は量が少なめであることと、時期的に冷蔵庫へ避難させる可能性があることを考えて、ジップロックを使いました。

ちょうど試供品でいただいたものが残っていたので、こちらを活用。

この袋の中にすきまができないよう団子をぎゅうぎゅうと押しこんだら、仕込みはほぼ完了。

待つべき「期間」だけ考えるなら、早ければ年内には完成しているかもしれません。ただ寒仕込みとはいかなかったことや、初めてのひよこ豆使用という異例の条件もあり、解禁時期は様子を見ながらと思っています。

 

実は今年の1月に味噌を仕込まなかったのは、この一年はよそのお宅に食品を分けることが減ったから。昨年以前に仕込んだもの(人に分けることを前提に多めに仕込んでいたもの)が年明けにはまだ多めに残っていたんです。手元の味噌がすべてわが家のぶんだと考えると、もしかすると来年の夏までの量になるかもしれません。世情の変化もわからず新たに仕込むことが不安でした。

結果的に見送ったのですが、逆にこれだけ大豆味噌のストックがあるのであれば、ひよこ豆味噌を失敗したとしてもダメージがないのでは? と気づいたんです。万が一ひよこ豆味噌が食べられない状態に仕上がってしまったとしても、いつもの大豆味噌が十分にあるのだから。

もっと早くに気づけばよかったなと思いつつ、今回の初夏仕込みにつながりました。

 

そしてこちらは、ひよこ豆の煮汁。参考にさせていただいたページでも料理に使うといいと書かれていましたが、わが家でも豆の煮汁はそのまま精進だしの感覚で使い切っています。

煮汁さえおいしいと感じるのだから、きっと味噌も。期待と不安を残しつつ、久しぶりの味噌仕込みを堪能することができました。

 

本日の猫。

布団カバーを外して洗おうとしたら、その作業を妨害するように布団の上に鎮座した弟猫。

かわいさに負けて写真を撮り始めたら、まさかのウィンク写真になりました。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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