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光熱費を抑えた豆の戻し方と、アレンジ七変化。

こんばんは、ヤマネコです。

以前からまとめておきたいと思っていた、うちの豆事情を書かせてください。二年ほど前から「もっと食べたい」という気持ちと「節約」のため、乾燥豆から戻すようになりました。

私の基本:「乾燥豆」の戻し方

圧力鍋があるとあっという間だそうですが、持っていないので工夫しています。代わりに保温ポット、或いは鍋+バスタオルなど、あるものを活用することで光熱費を節約しながら煮ています。

以下は私がよく使う豆(大豆・小豆・黒豆・緑豆・金時豆・ひよこ豆・青えんどう豆・栗豆・レッドキドニーなど)を基準に書きました。

灰汁の気にならない豆(保温ポットがある場合)

  1. 豆をやさしく洗う。
  2. たっぷりの水に浸して、一晩~半日置く。
  3. 鍋に移し、その水のまま火にかけ、ひと煮立ち。
  4. 同じ熱湯のまま保温ポットに移して、一晩~半日置く。
  5. 完成(そのまま味つけしたり、冷凍したり) 。

3番をスキップして、別途沸かした熱湯とポットでドッキングさせてもよいと思います。わが家ではどちらにしろ新たに湯を沸かさないといけないので、豆と一緒に鍋でひと煮立ちさせることにしました。

保温ポットがない場合は、次の方法で戻します。

灰汁が気になる豆

  1. 豆をやさしく洗う。
  2. たっぷりの水に浸して、一晩~半日置く。※緑豆・小豆・レンズ豆は省略。
  3. 鍋に移し、その水のまま火にかけ、ひと煮立ち。
  4. 灰汁が出るので一度(灰汁の量によっては二度)湯を捨てます。
  5. 再度(三度目)に沸騰したら、鍋ごとバスタオルに包んで一晩保温。
  6. 完成(そのまま味つけしたり、冷凍したり) 。

5番の保温ではバスタオルに包んだあとにダンボールや発泡スチロールに入れると効果的。

大豆と同じように保温ポットでもよいのですが、このあと砂糖を加えたり、そのまま煮物にしたりと、何度か火にかける場合は鍋のままのほうが楽ちんでした。

豆の七変化

具体的なレシピというより、使い方(素材のつくり方?)が七通り。そこから生まれる料理自体は無限大です。

1. 水煮豆

基本。前述の方法で戻した状態で、豆料理・アレンジの多くがここからのスタートです。この後味つけをしたり、サラダやスープに使ったり。先日のピクルスにしたり。

水を切って冷凍しておくことで、必要なときに解凍して使える水煮豆に。ストックの際はしっかり空気を抜いた真空冷凍が理想です。

2. 煎り豆・焼き豆

最初、大豆を節分の豆として煎りました。そのまま食べられますし、熱湯を注げばお茶になり、煎り豆を挽けばきな粉になります。

煎った豆をお茶にしたあと、その茶殻(豆)を白米と一緒に炊飯したり、ケーキなどの生地に混ぜ込んだり。余すところなく美味しいです。

3. 餡子・ペースト

小豆でつくることが多いですが、他の豆でもおいしいです。本当はサラッとしたこし餡のほうが好きなのですが、こして捨てる部分をつくるのがもったいないのでつぶ餡に。でも手づくりするようになってからは、どちらもおいしくいただけるようになった気がします。

また、甘く味つけせずにつぶした豆をペーストにして、豆ポタージュなどにも活用しています。

4. 精進出汁

うちは昆布出汁メインなのですが、大豆や小豆を足すことで、また変わった風味の出汁がとれます(椎茸も足すとよいのですが、体質的な問題からキノコを避けています)。前述の煎り豆と昆布などを水に浸けておくだけ。

今検索したら、干瓢を足すレシピもありました。

5. 発酵豆(納豆・味噌)

日本の発酵食、多少の手間や時間はかかりますが、多くの道具は必要なく、自宅でも意外と簡単につくれます。

ただしイソフラボン、過剰摂取で肝臓がんリスクが高まるという研究結果もあるそう。豆乳や納豆は含有量が多いようなので、摂りすぎには注意が必要。個人的には納豆×きな粉や、豆乳×きな粉も好きなのですが、摂りすぎかな? と思って心持ち控えています。

6. 甘納豆

納豆と名がついていますが、醸さずに煮豆を乾燥させて砂糖で味つけしたおなじみの和菓子。色んな豆でつくっています(写真は金時豆)。

まぶしてあるグラニュー糖は、先日の甜菜糖です。

ちなみにわが家では甘煮豆(おかず)だとゆっくり減るのですが、甘納豆(おやつ)だと消費ペースが上がります。材料、ほとんど同じなのですが。

7. もやし(発芽豆)

「緑豆」という煮豆にするときは火が通りやすい小粒の豆を、時々発芽させてサラダやスープに入れて食べています。食感はシャキシャキに。

実は緑豆はもともと「一晩水に浸す」必要がないのに、うっかり浸しておいたら勝手に芽が出てしまい慌てました。調べてみたら発芽させたほうが栄養価が上がるそう。今では時々、あえて発芽させて食べ分けています。

 

以上、七変化でした。

 

トラコミュ。

 

本日の猫。

壁にとりつけた棚から。

収納するのは猫だけです。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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